【800回目の生涯に感謝】
『われわれが今日、日常用いる商品のうち、圧倒的多数の品物は、
八百回目の生涯、
すなわち現在つくりだされたものである』
(アルビン・トフラー)
『未来の衝撃』『第三の波』『富の未来』など話題作を提供し続けている未来学者 アルビン・トフラーが『八百回目の生涯』と言う概念を語っています。
八百回目の生涯とは?
人類の歴史・50,000年を62年(一つの生涯を62年とすると)で割ると、
現代はちょうど800回目の生涯に当たります。
そして今、私たちの目の前にある商品はほとんどが、この最後の62年の間に開発されたものだというのです。
改めて言うまでもないですが、人類史上、最高に恵まれた時代に私たちは生きているのですね。
それも、実に799回分に当たる人類の叡智の結晶、遺産をすべて引き継いだ上に、私たちは生きている。
こんなラッキーなことはないですね。
いろいろ難題はあるかもしれませんが、それでも快適な生活が与えられていることに、平和な毎日を過ごせることに感謝しないではいられませんね。
このトフラーの言葉を思い出す度に、『ありがたいことは探せば、いくらでも見つかるな』と心から感じます。
一方、戦前にも、明治・大正時代にも、1,000年前にも、、、、どの時代にも幸せに生きた人は沢山いたことでしょう。
するとこの62年の間にできた商品が幸せをもたらしたわけではないこともわかります。
心の持ちよう、心の向け方で、今、この瞬間に幸せも不幸も私たち次第で感じることもできるのでしょう。
あなたは800回目の生涯をどのように生きたいですか?