本日中継行って参りました。後方が全て空いていたのでもったいない!!と思いました!

カッコ良過ぎて泣けた、もうそれだけです。
そして舞台を観て感謝、という感想を第一に持ったのは初めてです。
今更ながら、柚希さんの魅力に気が付いた気がします。

星組を初めて観たのはめぐり会いは再びセカンドや日本ものの3本立てでした。
お芝居は起承転結はっきりしていて面白かったですし、日本物では大感動。華やかなショーまでついて、お正月からまっこと楽しい気分になりました。確か日本物のショーではお着替えが早い、というか速い!ちょっと後ろに行って脱いだら他のを着てる、みたいなシーンがあったような記憶があります。
初めて宝塚を観たのは銀河英雄伝からですが、初めて2回観たのはこの公演でした。ショーは何も考えずに観ていられるし、日本物と洋物のショー両方なんて豪華で豪華で、B席3500円って安過ぎないかなあとしみじみ感じました。
ショーでは夢咲さんスタイル良いなあ!!!絵本のお姫様みたいと思い、お芝居では紅ゆずるさんや十輝さんのすらっとした長身ぶりに驚き、ずっと舞台にいる柚希さんすごいなあと感じたのを思い出します。礼さんの弟役も「弟っぽい!少年っぽい!」と感激しましたし、ショーの表と裏で入れ替わるカッコイイ人いる~と観ていたのを思い出しました。
その時は柚希さんすら知らずにみたわけで、後々紅さんだとわかったりして。

その後各組を何回か観た頃、すごく好きだなと思うジェンヌさんがそれぞれの組に出来てきました。
星組だと紅ゆずるさんが一番好きでした(今もです)。小さな顔、華奢な体系や演技(アンナカレーニナやリラの壁の囚人などの役が特に)全部大好きです!
星組では南太平洋千秋楽、REON!!Ⅱ初日、日のあたる方へ、太陽王、ナポレオン、と観てきて柚希さん(出ていない公演もありますが)はワイルドで安心感のある方だなと感じていました。
本物の男の人っぽいというか、そんな感じです。
ただ私の好みはとにかく華奢な人(紅さんや澄輝さんなど)らしく、100%魅力を理解出来ていない印象でした。
The lost gloryでは、公演内容は・・・・・うまく言えませんが感動して欲しい?場面がいっぱいあったように思えましたが(ど素人の意見ですので、楽しめた方ごめんなさい!ジェンヌさんは全員めちゃくちゃ素敵でした)、初めて観る柚希さんの悪い役は今まで観た中で一番ダントツでかっこ良かったです。
目がギラギラして、最後のシーンは今でもはっきりと思い出せます。
たまたま初日のS席でかなり前方だったため、よく見えたのですが黒目が本当に爛々と輝いていて凄く迫力がありました。轟さんも見とれるほどカッコ良かったんですが、この時は柚希さんに釘付けでした。
ああこれが柚希さんの魅力だとなんだか嬉しくなって観たショーパッショネイト宝塚も、凄かったです。
熱気がムンムンと漂ってきて、熱帯の国に行ったような錯覚を覚えました。
断片的にしか覚えていませんが、裸足で回し蹴りをするダンスがカッコ良く、わあー!と心の中で何度も歓声をあげました。
なので、この公演をきっかけに柚希さんてカッコイイ!!とはっきり思えたことをよく覚えています。

そして退団されると知りました。
大好きだった壮さんがやめて悲しかったけれど、同じくらい好き早霧さんが次のトップと知って嬉しかったように、柚希さんの退団は残念だけど、最後の公演も必ず観てそして次の紅さんもいっぱい応援しよう!悲しいけれど楽しみだと思っていました。
朝夏さんのトップも発表になり、トップさんのそばで目立つ人が次のトップさんなわけだな、と学習しました。
北翔さんでした。
正直ショックで泣きました。
北翔さん、今では好きで応援しようと思っていますが、初めて観たJINでは印象に残っておらず(これは北翔さんのせいではなく、ストーリーがあまり好みでなかったのと、宝塚2回目の観劇だったため顔の区別がほとんどつかず早霧さんと音月さん以外わかりませんでした。)、次のオーシャンズ11ではいっぱい男役さんが出ていたので誰が誰やらわからず、ルパンでは役自体が好きではありませんでした。(繰り返しますが、役の話です)
ルパンで観た時、原作にもいないのになあと思いましたが、この時私は役のイメージをそのまま北翔さんのイメージへとすり替えてしまっていました。
龍さん等華奢な方が好みなので、比較的そうではない北翔さんの見た目(ごめんなさい、カッコいいんですがあくまで私の好みの中ではの話です)も影響していました。
ナポレオンでは髪型や雰囲気がかっこよく、いいなと思いましたが出番が少なくこれまでの印象と大きく変わることはありませんでした。
The merry widowはスカイステージで観て、面白い!!!!と観られなかったことを後悔しました。
興味を持ってThe second life など過去の作品もスカイステージで録画しておいたものを見たりして、これもコメディで面白く、段々いいなあと思い始めていました。
オーシャンズでのおじいさん役が彼女を知ったのもこの頃でした。
エリザベートは観られなかったので、北翔さんのイメージはこのくらいでした。

そこでの星組トップさん発表でしたので、好みのジェンヌさんである紅さんになって欲しかったなと泣いてしまいました。
私が初めて観たのは銀河英雄伝説からですが、1人、また1人とトップさんが他の人になっていき組替えなどで変化していく中、星組さんはいつ観ても柚希さんと夢咲さんと紅さんと真風さん。そばには天寿さんたちもいて、安心感がありました。
その柚希さんがいなくなるのならば紅さんがそのまま、早霧さんや朝夏さんみたいにトップさんになってくれればと。
環境は変わっていくものですし、家族だってバラバラになっていく、変わらないものはないとわかっていますが、寂しかったです。
紅さんの体調不良もあって、紅さんを観たかったタカラヅカスペシャルではすごく悲しかったですが、天寿さんの心配しないでねというような言葉に救われました。

でも、トップさんになったら数年でやめてしまわれるわけで、それが遅くなる分タカラジェンヌとしての紅さんを観られる時間も延びたんだなと思えるようになりました。
柚希さんのそばでたっぷり観られたし、北翔さんのそばでも・・・そしてトップさんとしてもいっぱい観られる。
むしろこれはラッキーだなと思えました。
風の次郎吉を観て、北翔さんのトップも楽しみになりました。

ディナーショーが発表になったとき観たい、と思いましたが、チケットを取れるわけがないとあきらめていました。
これは毎日劇場に行くようなファンの方たちのためのものだろうな、とも思いました。
中継が発表になった時、絶対に行こうと決めました。

そして今日、心の底から行って良かったと思いました。
観る度好きになる柚希さん。
長い間のトップさんだったのに、全く驕りとかが見られないというのは・・・むしろ謙虚であるようにさえ感じます。
雑誌のインタビューでもやりくりして2階の席で1回しか観に来られない方のために、などトップさんなのにそんな視点で公演してくれているんだと度々感じました。
もうちょっとだけ観たかったな、と思いました。
中継だったのに、全く疎外感がなかった。
常に中継も意識してくれているような感じがそこにはありました。

おーい春風さんはスカイステージでこの前放送されていて、たまたま見たらそのまま見続けてしまって久しぶりに大泣きした作品です。
激情もこれは生で観たかった!!!!と大感動しました。
スカーレットピンパーネルもスカイステージで観ただけでしたので、こちらも生で観たかったと思っていた作品です。
そんな曲がいっぱい聴けてとても嬉しかったです。

湿っぽくならず、とにかく楽しんで!という気持ちが伝わってくるようでした。
合間合間のトークはユーモアがあって、寂しい感情が緩和されました。
久しぶりに観た紅さんもニコニコされていて、とっても、とっても、嬉しかったです。
真風さんも相変わらずカッコ良くて、本当に充実したひと時でした。

エリザベートの曲も迫力があり、エリザベートも観てみたかったなと思いました。
紅さんのルキーニも衣装が似合い過ぎていて絶句ものでした。あんな体系の方が実在するんですね・・・歌もすごく上手で、もっと観たかったです。

そして柚希さんがたくさん歌われる中、紅さんがいっぱい歌うシーンがありました。
本当にカッコいいなあ、とうっとりしていたらいつか星を継ごうという歌詞が耳に入りました。
?と思いましたが2回は同じような歌詞があったと思います。
なんですか、この歌詞・・・何の歌かわかりませんでしたが帰りに劇場からもらったカードを見たら星を継ぐ者、とありました。
星はスターのことなんでしょうけれど、月や宙じゃなく星、だとまるで星組のことのようで、綺麗に歌い上げる紅さんを観ていたら涙がドードー出てきました。
こんな曲があって、こんなところで聴けるなんて、やっぱり紅さんは星組のトップスターさんになって欲しいと強く思いました。
中継なのに物凄く大きな拍手で、アップになる紅さんがそれを受けていました。

柚希さんのファンの方たちは下級生の頃からいっぱい公演を観たりしているんでしょうし、毎日のように観劇されている方もいるかと思います。
ちょろっと観ただけの私が泣くのも何かおかしいかなとも思いましたが、泣けて仕方ありませんでした。
大きく見える柚希さんでしたけど、たった一人の若い女の人なわけで、なんというか何年も体調管理されて毎日の舞台を階段を昇るように1歩1歩歩んできて今があるんだなと思うと、背負って来たものが尋常ではないんだなと思いました。
チケットを買えばいつでもそこにいた柚希さん。私にとっては非日常でしたが、柚希さんにとっては日常が非日常だったんですよね。感謝しかないなとまぶしいように思えました。

トークで、60曲以上あったけど、選んでなんとか削ってこうなりました!というようなことをお話されていました。
全て柚希さんが選んだと言うなら、星を継ぐ者という曲もそうだったのかなと思うとまた泣けました。
歌っている紅さんは本当に綺麗でキラキラ輝いて笑っていました。

北翔さんも好きですし、その横に笑う紅さんを観て、そしていつか真ん中に立ってまたニコニコする紅さんを観るのが楽しみです。
黒豹の如くは全くストーリーを知りませんが、3人並んでにっこり笑うシーンはないのではと思います。そう考えると、本当に貴重なステージでした。

礼音ちゃんがやめちゃう~と面白く泣き真似をする柚希さん、私もいなくなるんです~(というような意味の言葉、実際に何と言ったか失念しました)真風さん。残される身にもなってみてよ!という紅さん、コミカルな衣装のシーンでしたが泣き笑いで観てしまいました。
しんみりし過ぎないようにしてくれているのを感じて、余計ぐっときました。
今まで観た星組さんはなくなってしまうんだなとガツンときました。

最後、柚希さんの舞台映像やメッセージがありました。
メッセージで、「そちらに言って1曲でも歌いたかったが、移動の時間がなく、みなさんをそこまでお待たせするのも・・という話になり行けませんでした」というようなことを言っていました。
公演の合間のディナーショーで大変だろうにその心が嬉しかったです。
そして、ずっと幸せだったから今幸せなんじゃなく、山あり谷ありだったからこその今が幸せと思える、とお話していました。
華やかなスターさんでも見えない苦労はあったのでしょうが、感動しました。
あえて具体的にお話はされないので、奥ゆかしいといいますか、余計にカッコ良かったです。
見えないところで足を動かす白鳥みたいだなんて思っちゃいました。

想像するだけでも大変だっただろうなと思いますので、実際は艱難辛苦の日々だったんだろうと思います。
でもそれが正に艱難汝を玉にすという言葉通りなんだろうと感じました。
このタイミングで観られて良かったと心から思いました。
一人じゃ何もできなかった、というような歌詞がありましたが、その謙虚な姿勢があっての今で、舞台というのは確かに1人では成り立たないのでしょうが、それでもやっぱり柚希さんがいなければ始まらなかったと感じました。
なんでこんなに謙虚でいられるんでしょうか。一般の人気者でももうちょっとずっこけたというかまあ調子に乗るというか図に乗るというか、尊大だったり驕り昂ぶりがあると思うんですよね。人気者じゃなくてもあるような?とにかくその点がすごいなと思いました。本当に感謝してくれてるのが伝わって、こっちがさらに感謝しているのも伝わってるという感じがしました。これはファンの方はたまらないですね。私も素直であろうとか、努力しようとか色々考えてしまいました。
私の好きなグインサーガという小説で、その人と同じ重さの純金よりも価値のある人だ、みたいなセリフがあるんですけど、柚希さんが頑張ってきたものって本当にそんな感じなんだろうなと思うと震えました。本当に、凄い!!!


最後、ありがとうありがとうと3人でニコニコ可愛く笑ってのお別れでした。良い笑顔!!!

春になったらお別れが来ますが、今後の3人も素晴らしい道を歩んで欲しいと思いながら帰路につきました。
しっとりをした雨がまだ続いていましたが、高揚した気持ちだったためか全然寒くなくて、いただいたお土産を濡れないよう内側に持って帰りました。もったいなくて食べられません。

昨日から楽しみで眠れず、明け方寝たのに、全然眠くなくて、良い夢を見たような素晴らしい一日になりました。
柚希さんありがとう、紅さんも真風さんも頑張れ、黒豹なんとか数回は観に行こう!!!と思いました。時間を巻き戻したいです。