県内、遠くでもない、近くでもない、わざわざドライブでもなく、ちょっとドライブでもないという距離にあり、行く機会の無かった西脇市へ。 「日本のヘソ」の町として有名。最近は特産品である播州織りの「マスク」が話題となってTVでも取り上げられています。

往路は地道をぶらぶら、のんびり、たどり着けたらいいや。ダメなら途中まででも、と出かけてきました。

まずは、日時計の丘公園。 たくさんの日時計が公園内に設置、ちょうど新緑の中、少しの時間ですが散策を楽しみました。 

 

 

上は表から、下は裏から、どちらも日時計!

広い園内にはアスレチック遊具が置かれていましたが、そこにも日時計が・・・これでもか・・・と!

 

 

キャンプ場、バーベキュー場、グランドゴルフ場など整備されていました。楽しそうです。

木造の建物は「農家レストラン」。 遅くなりましたが昼食をいただきました。 市内黒田庄は神戸ビーフ率70%以上を誇る和牛の産地。 ヤキシャブランチをいただきました。 お手頃価格でおいしかったです。

 

次に「日本のへそ公園」。 ここには日本の中心である東経135度北緯35度が交わるモニュメントがあります。大正時代の測量によるものと、平成になりGPSを使って測量された地点の二つがあり、約400M くらい離れています。

 

実は小高い丘の上にあり、下からの見学に止めました。四本柱の真ん中にあるそうです。大正のものは、離れた加古川河川敷にあったのですが、こちらも行かずでした。

 

天文台とプラネタリウムのある「テラ・ドーム」はとてもユニークな建物です。

 

 

 

ここにもアスレチック遊具がありますが、こちらは天文がテーマのようです。

 

市街地に入り、「旧来住家住宅」を見学。高級普請の大正住宅として解放されていました。建物の細部まで見事な資材と細工で出来ており見応えがありました。

こちらは離れ座敷からの庭です。

床の間・欄間などなどほんとうに見事でした。

珍しい所では、風呂場です。 タイルも見事ですが、洗面台はイタリア産大理石、蛇口がシャンプーができるようになっているなんですごいと思いませんか!

 

 

この近くは古い町並みが続いています。その一角に播州織工房館があります。織物工場だったのこぎり屋根の建物です。播州織とは先染めの綿糸で色とりどりに織り成す匠の織物とのことですが、日本で作られている先染め綿織物の約7割が、西脇を中心とした周辺市町で生産されているそうです。

 

 

帰りは中国道で。 新名神が出来たおかげでしょうか、すいすい、滝野社から宝塚まで35分でした。