ロシアがウクライナに戦線布告をした日、テレビに釘付けになり

ランチの準備がなかなか出来ない。

そんな日、近くのおばちゃんがランチを食べにきた。

 

「もう、私、死にそう・・」

「どうしたの?」

「昨日、パチンコで6万円負けたのアセアセ

「な~だ、パチンコか!」

「マスター何言っての!一昨日は5万円負けたのよ。今月は死にそう!


 

「あのね、ウクライナでは鉄砲の弾で人が死にそうなのに、おばちゃんは

 パチンコの玉で死にそうなんて、おかしいでしょ!」

 

「僕らは戦争を知らない良い時代に生まれてきて良かったね」

「私は、19年生まれで戦中生まれよ」

「え!戦中生まれ?  アンタのオヤジは戦時中どこの鉄砲の弾を撃ってたの?」

 

 

コンビニでタバコを買うと、ピッとした後に

「タバコは20歳を・・・・・年齢確認をお願い・・・・・」と、音声でメッセージが流れる

 

「顔を見てわからんのか!ボケ!二十歳はとっくに過ぎて60歳もすぎたわ!どアホ!」と、

ポプラのおばちゃんにではなく、レジスターに向かって毎回喋ってしまう。

「また言ってるわ。もう、ほとんど病気ね!」

もう一人のおばちゃんが「つける薬はないね!」

 

レジスターは顔で年齢確認が出来ない。

 

最近のコンビニのレジスターはタッチパネルの「はい」に指で年齢確認をする。

 

先週、ガンの手術後の定期健診に行って来ました。

10年近く、毎月通っていましたが、コロナ禍で3ヶ月に1度に変えました。

胸部のレントゲンに血液検査、年に2回のCT検査です。いつも、

「今回もいいですね。何か気になるところはありますか?」

レントゲンの映像で肺に白い点々がいくつかあり、先生にたずねると

「タバコです。治りません」と言われていましたが、

今回は、点々が無くなっており本当~にきれいでした。

 

「今回もいいですね。何か気になるところはありますか?」

「ガンではないのですが、ごく、ごく最近、心臓が急に早くなったり遅くなったり、

時々息切れがして苦しくなる時があるのですが、いかがですか?」

「歳です。あっちこっちでガタが出てくる年齢ですよ。65歳ですから」

 

ハイ!心臓で年齢確認をしました笑い泣き

コロナ禍であっちこっちで消毒用ポンプを目にするようになった。

つい、1年前である。

消毒用ポンプをテーブルに置いて「消毒をしてください。」の立て札が置いてあった。

その後、足踏み式の非接触型になり、最近は体温計が付いて、顔まで映る。

 

パソコンの電源を入れると、画面の右端からスルスルとコマーシャルが出てきて、

画面の1/3を占領する。

消しても、消しても、出てくる。繰り返すこと3040回。

消えたと思っても1時間後のまた出てくる。これの繰り返しである。

困ったときの、エディオンMちゃん頼みである。

「それは、ウイルス!パソコンサポートセンターへ行こう。」

はす向かいのビルの2階に行ってMちゃんに診てもらうと、

 

「軽いウイルスだね」

1分もいらない30秒で決着。

 

サポートセンターの方の技術を必要としない程度の問題であった。

過去、何回も困らせて「玉さん、いらんところは、さわらんの!」といつも、きつく叱られる。

今回は、ワードをしている時に、「ウイルス2個発見、無料で直します」の文字が出てきた。

無料ならいいかな?と思いクリック。

次々とクリックして進むとそこからは有料になったので止めた。

安易に進めると危ない!お金を払う事になるところだった。

しかし、最初のクリックの時点でウイルスに犯された。

 

帰る時に気が付いた

入口に画面のある消毒用ポンプがおいてある。

画面に近づくと「35.5℃」の表示。

手を差し出すとシューっと消毒液が出てくる。

これでもか!と、いうくらい出てくる。

その後、「マスクをして下さい」と、女性のアナウンスがあった。

あ!進んでる。

 

一年前に比べれば大きく進んでいる

しかし、僕はマスクをしている。

もう一度試してみたけど「マスクをしてください。」のアナウンス。

Mちゃん、壊れてるよ!」

「玉さん、壊れていないよ」

もう一度試してみた。

画面に「35.5℃」の表示の他に僕の額が写っていた。

確かにマスクは見えない。カメラは上から目線で僕を見ていた。

進んだ!確かに進んだ!

 

消毒用ポンプではなく、僕の額。

 

 

今年はナンチャラ座流星群とか別のナンチャラ座流星群とか

地球の近くに来て、たくさんの流れ星が見られた年だそうです。

そのうえ、金星、土星、すい星、木星、がお月様の周りに集まり月食も

あるそうで、天体観測の趣味の方には、たまらない年になりそうです。

 

小学生の時のことです。

毎年恒例の夏祭り(盆踊り)が小学校のグランドで行われる。

グランドの真ん中にやぐらを組んで,たくさんの色とりどりの提灯を付けたロープを

四方八方に伸ばし、提灯の灯りの下で櫓の周りをたくさんの方が踊りながら回る。

櫓の上では、ハチマキを締めたハゲ頭のオッチャンが、右手にスタンドマイクを握り

左手にはお酒の入った湯呑を持って「山陽音頭」をうなるように唄ってる。

 

僕は、盆踊りなんて全く興味がない。

目当ては屋台!

田舎の変わらない毎日の生活のなかで向こうから、たこ焼き、わたがし、

おもちゃ屋さんがやってくる。

僕にとってはありがたい絶好のチャンスです。

浴衣を着て、ひと通り屋台を廻り、おこづかいをキッチリ使い果し、満足しての帰り道

偶然に近所の浴衣を着たK子(同級生)と一緒になり、手はつながないけど楽しい川沿いの帰り道です。

前にも、後ろにも人がいない。浴衣を着て下駄をはいた二人だけの薄暗い夕方の世界である

まるで映画のワンシーンのようである。

時間が止まるといいな?と、思ったらK子の足がピタッと止まった。

小学生である、ちょっと早い気がする。

目を閉じて、手を合わせるK子。

きた!きた!きた!

 

K子が小さい声で

流れ星流れ星」

慌てて真似をする僕。

流れ星が消えるまでにお願いをすれば叶うという。

「ねぇ、ねぇ、ヒデくん、何をお願いしたの?」

K子は何をお願いしたの?」

「う~ん ナイショ ヒデくんはなになに?」

「う~ん ヒミツ」

だって手を合わせ、目を閉じれば出てきた言葉は

南無阿弥陀仏

 

 

流れ星流れ星流れ星

SDGsとかLGBTとか、ついていけない言葉である。

そもそも、アルファベットは、中学生以来アレルギー反応を起こすのに、

文字熟語のような英語は、なんなの?!

レズビアン、ゲイは分かるけど、「バイセクシャル」何か美味しい食べ物?

「トランスジェンダー」新しい電化製品?

何回聞いても、覚えられない!理解出来ない!アセアセ

 

 

衆議院選挙が始まり、コロナだとか、景気対策だとかの他に、アルファベット

の4文字熟語も争点になっていた。

 

私よりお歳の先生方は、実は全員女性であった。

昭和30~40年代の選挙のスタイルは、当時、まだ少なかったトラックの荷台の両端に

竹を立てて、手書きの候補者の名前と「必勝」の赤文字の入った「のぼり」をくくり、

選挙区内を、砂ぼこりをたてながら走るのであった。


 

人が集まる場所に着くと、荷台のみかん箱(当時は木製)に乗り、演説を始める。

当時スピーカーではなく、(拡声器ハンドマイク)をもって、額に「必勝」の入ったハチマキを締めて、

半端でない汗を流しながら、枯れた声で演説するのであった。

政策のことは少しで、後、一段と大きな声で「〇〇□男〇〇□男〇〇□男!」、名前の連呼。

そして、最後、本日の一番大きな声で決め台詞

わたくし、〇〇□男勝たせてください!助けてください!男にしてくださ~い!

 

 

『安さの殿堂 ドン・キホーテ』

たまに前を通ると、時間があれば寄りたくなるお店である。

買う目的がある訳では無いのであるが、ついつい入ってしまう。

時間つぶしで入ったのではあるが、商品を見ていると、

『アレも安い--!これも安い--!これはお買得!!

そんな訳で、レジで精算してしまう事になる。

買った商品の中に「メリット シャンプー」があった。

詰め替え用で量が多いのに安いときた。その上、10%増量になっている。

たちまち、必要ではないのに、買ってしまった爆  笑

 

 

 


 

 

(子供の頃)、シャンプーは、液体ではなく、粉石鹸の様なものであった。

手のひらに、粉石鹸をのせ、お湯を加え、泡立てて髪を洗った。

皆そうであっただろう。シャンプーはそれしか無かったからだ。

翌日からフケが半端なく出たアセアセ

黒い学生服だと、両肩のフケが白い粉雪が積もっているように見える。

パッパと手で払う。席を立つときパッパ、人に会う前には必ずパッパ。

そのような時(思春期)に「メリットシャプー」に出会えた。

思春期には、清潔感と爽やかさは必要だ!それが、僕には無かった。

香りの強~いシャンプーから、フケの出ない甘い香りの「メリットシャプー」に変わった。

それから一度も、浮気をしたことがない。

 

『長~~~~い付き合い』 である。

しかし、「長~~~い友」が、めっきり少なくなってきた。

一回の洗髪で使うのは、お米1粒分くらいで足りる。

今使っている、ポンプタイプはいつ買ったか記憶に無い。

なのに、

詰め替え用で量が多いのに安い。その上10%増量の「メリットシャプー」を買ってしまったガーン

購買意欲をそそのかされた。

「メリットシャプー」と「長~~~い付き合い」だったが、使いきる前に、「長~~~い友」がいなくなるだろう。

『悔し~~~い!!!!


 

 

 

ある日のNHKラジオ番組

「子供化学電話相談室」 での一コマ。

「はい、次の方、お名前をどうぞ~」

さっちゃんみっつ!! 

ハリのある大きな声である。

「どちからですから?」

おうち

そばから、小さい声でママが(東京、東京)と囁く

とうきょう

「質問は何でしょうか。」

お月様は、三日月の時、うさぎちゃんは、何処にいるのですか?。

 ぶら下がっているのですか?。」

先生たちの、クスクス笑っている声が聞こえる。

 「それでは、宇宙化学の◯◯先生にお聞きしましょう」

  その瞬間、先生たちは、大笑いに変わった笑い泣き

 このラジオをお月様が聞いていたら、うさぎちゃんをダッコに変えてほしいラブ

 

 

いとこのおじいちゃんのお話です。

JR呉線のある田舎町に住むいとこのおじいちゃんは、98歳。

まん丸い顔で、いつもニコニコ笑顔ニコニコです。

そもそも顔の作りが笑顔なんです。

本人は怒っているのに、誰も怒られているとは思っていない。

身長は140㎝ぐらいだけど、腰から90度折れているから杖も半分ぐらいの所を掴んで散歩する。

今の時期、田んぼの稲が伸びているので畦道を歩いていると

体は隠れて杖だけが移動しているようにみえます。

 

毎朝、道路(その地域では幹線道路)に面した縁側に座布団を敷いて、ちょこんと座っている。

田舎の朝は早い。

山の奥から一番列車(AM5:00)に乗るために駅へ向かって行くほとんどの人たちが、

通りがかりに大きな声で(おじいちゃんは耳が遠い)

「おじいちゃん、おはよう~」

 

言ってくれる。


 

通り過ぎた背中に向かって、絞り出すような小さな声で

 

「あぁ~」。

 

笑顔?で見送るのが日課です。

田舎ののどかな風景です。

 

「敬老の日」のニュースがテレビから流れてきた。

「うちの爺さんは何歳になるんかね?」

「明治00年生まれだから、明治が45年、大正が14年、昭和が63年、今、平成00年だから・・・・」

計算するのも大変ですびっくり


 

「今年、99歳じゃ!」


 

敬老の日を境に通りがかりの人が100歳までがんばりんさいよ~~」と、声をかけてくれる。

 

最近、元気がなくなったと、聞いていたので近くに行ったときに寄ってみた。

「どぅしたん!最近、元気がないらしいじゃ」

「ヒデトシ、みんな、100歳までがんばれと言う」

「ありがたいね~、」

101歳までがんばったら、いけんのかの~?」


 

そこなの!びっくり びっくり 悩んでいたのは?


 

 

 

「良薬は足、腰に悪し」

昔、お世話になった料亭のママのはなし。

ママのゴルフ好きも度を越している。

若い頃から始め、今でも、出来るものなら毎日ゴルフ場にいきたい。

しかし、残念ながら運転免許を持っていない。

だから誰かに連れていってもらわないといけない。

納入業者の社長や従業員をつかまえては、毎日のようにゴルフ場にでかけている。

私はその料亭にお勤めを始めて間もなく血を吐いて立っていられない状態になりました。

「胃かいよう」です。

病院では入院をすすめられましたが、お店が休める状況ではありませんでした。

そこで、ママ登場。

料理長に向かって、いきなり

「玉君(私)を1週間かりるから、よろしく。」

1時間後、二人はゴルフ場に立っていた。

私はゴルフを始めて間もない頃だったので嬉しかった。

三日続けてゴルフです。

プレイを終え、いつもの様にクラブハウスに戻り食事の途中

ママ : 「明日も8時に迎えに来てちょうだい」

私  : 「エー!そろそろ仕事をさせてョ」

ママ : 「何を言ってるの!!一度も痛いと言わなかったでしょ!(確かに)

     もう少し治さなくてはダメです!明日も8時です!わかった!?」

怒り加減で言われるのです。

胃の痛みは無くなりましたが足、腰、腕、が痛い。

私  : 「胃はもう治ったから、勘弁してよママ」

 

ある土曜日の夜11時を過ぎ 

お座敷のお客様は、まだ席を立たれそうもないので、

気づかれないように、そろ~り そろ~り と、片付けはじめる。

  ガラガラガラ  入口が開く音がする。

シャンパンを持った腕しか見えない。  

アレ?

「玉ちゃん、飲もう~!」 お店の外から声がする。

「ァ!H.Kさん、なに隠れてるの?入っておいでよ」

    いつも粋な登場です

お話を聞くと、大阪を出て長女のいる広島の五日市に車を置いて

宝に来たという。

H.Kさん 僕がまだお勤めの時代からのお客様です。*

「えー!明日 ケッ・コン・式」

 

2年前ぐらいから親子3人と新郎となる彼とよく宝に来ていた。

両端に彼とおやじが座り、間に娘とお母さんが座り、会話の橋渡し役、

お付き合いは、高校時代から長~い交際期間12年をへて、ゴールイン!

知らぬは「おやじ」ばかりなり 

 

僕   「ね~ね~ H.Kさん 今から泣く練習をしよう?」

H.Kさん「泣くか、泣かない、か、懸けるか?おっかあーに聞けばわかるから」

僕   「じゃー (泣く)ほうに100万円」

H.Kさん「だめだよー玉ちゃん、それじゃー勝負にならない」

僕   「やっぱり、泣くじゃん それでは、三種類の泣き方の練習!」 

     1.娘の手を取ってバージンロードをあるく時の泣き方。

     2.スライド写真を観せられた時の泣き方。

     3.最後に娘からの感謝の手紙を読まれた時の泣き方。

あっという間に時間が過ぎ、もう午前1時すぎ

うちで、こんなことをしてていいの?

12時間後にはH.Kさん、娘の手をひいているという

 

いつの日か孫に手を引かれデパートのおもちゃ売り場に連れていかれ

イタ~い目にあわされることH.Kさんは知らないでしょう。

 

追伸

『娘は妊娠三か月』知らぬはオヤジばかりなり。