「オフィスがある」という新しい働き方!? | 株式会社もくてきの社長ブログ

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株式会社もくてきは、今年の3月まである会社の一画を間借りしていました。
4月に事情があってそのオフィスをでることとなり、4,5,6月と約3ヶ月、「ノマドカンパニー」となっていました。
5月半ばから、とても居心地のよいコワーキングスペースを借りてはいましたが、会社としての拠点はないまま、3ヶ月を経験しました。

まあ、うちの会社は社員は2人ですし、僕はほぼ毎日外出なので、ここまではなんとかやれてきたかなと思うのですが、そろそろ限界に近づいてきた気がしています。

なぜなら、うちの会社の仕事には、とにかくセミナーやミーテイングが多いのです。
毎日誰かと打合せがあります。わたしも、社員も。

業務委託パートナーも増えてきて、いまは5名。
社員と私を含めて7名の中心メンバーになりつつあります。
必要コミュニケーション量が、この1-2ヶ月、何倍増もしているのです。

さらに、弊社が展開する「YeLL」というインターネットサービスに関わる人たちは、総勢50名を超えているんです。クラウドサポーターに、システムエンジニア、デザイナーと。

さらにさらに、システム開発部隊、マーケ営業部隊、サポーターマネジメント部隊のあいだのコミュニケーションロスの問題が徐々にでてきました。

このコミュニケーションロスが、サービス品質に大きな影響を与えることは、一目瞭然です。

だから、ちゃんとしたオフィスをそろそろ構えなきゃな、気軽に対面コミュニケーションが図れる環境をつくらなきゃと感じ、不動産屋さんを回っています。
(だいたい目処はついてきました!)

そういったわけで、久しぶりにオフィスのある生活に戻ろうとしているわけですが、一方で別の問題もあるのです。

それは・・・

ぼくが、オフィスのある生活に慣れてない!という問題です。

2010年から、出社は自由、家でやっても、カフェでやっても、どこで仕事してもいい。
結果さえ出せば、どういう働き方を選択してもいい、といった会社で働いてきました。
だから、この3月までもそういったスタンスで会社経営していました。
(オフィスの一部を間借りしてましたが、出社は自由でした)
部下にもそのスタンスでいいと話してきました。

オフィスがなくなってからの4,5,6月も、そのスタンスでやってきました。

でもそれは、コンサルティングといった「属人的な仕事」をしてきたからできたことでした。
売上は僕の実稼働がつくるわけで、組織をマネジメントする必要のない事業モデルでした。

そういったなか、この数ヶ月、僕がコンサルティングワークをしながら平行して新規事業を立ち上げていました。
その事業のオペレーションは社員に任せていたのですが、そもそも僕が毎日外出なのですから、社員がその仕事もどこにやっても問題なく進んできました。基本、部下1人でやれる仕事内容・仕事量でしたから。

しかし!

もうひとりでは回せない事業規模になってきました。
私もコンサルティングの仕事を減らし、新規事業に専念する必要性に縛られてきました。

「チームで事業をつくる、チームで仕事する」には、そのノマドカンパニーの経営手法は通用しないことがわかりました。


で、で!

「オフィスのない働き方」がカラダに染み付いてしまった私が、そして社員が、これから「オフィスのある働き方」にどうシフトしていけばいいのか、が問題として浮上してきたのです。

ぼくらは、これまでの常識的なオフィスのある働き方とは一線を画する

「オフィスのある新しい働き方」


を生み出す必要があるのでしょう。

それを研究するために先日Google見学にも行ってきました。

試行錯誤しつつ、新しい「オフィスのある働き方」を模索し、つくりあげていきたいと思います。