平面研磨

満を持して公開しますが

欧米ではメジャーなテクニックなんです。

当方では遥か昔、４０年以上前からと記憶にあります。

チョットした地具を作る時には

必ずと言っていい程、材の平面精度が求められました。

ですが高価な平面研削盤なる機械が無く

グラインダーのサイドで削っていました。

削った面は研削盤に劣らない結構な精度が得られたものです。

其れから十年、

アマチュア・ナイフメーカー時代は、

その部分でフルテーパーを削り出したりしてました。

アルミかジュラルミンで製作する　当方通称”エンバン”

ハンドル材、鋼材、非鉄金属のヒルト材、

平面の精度が求められる部分の研磨に

欠く事の出来ないＴｏｏｌになっています。

参考までにアイアンウッドの平面研磨をご覧下さい。

先ずはエンバンに＞

スプレー糊を塗布＞

サンドペーパーを貼り付け、切り抜きます。＞

バフレースに取り付けます＞
※片側１枚でも使えます。

アイアンウッドを研磨＞

研磨位置を変えれば下地の切削痕の有無で研磨状態が確認できます。

精度は抜群でプラテンデ削った面など比ではありません。

光は通らず平面精度は可也良好です。

２枚のサンドペーパーで８０組×表裏の研磨をしても

未だ研磨能力は有ります。

以上、

バフレース以外でも回転系の機械に取り付けられる

”エンバン”

工夫とチョットした慣れの技術があれば

あらゆる部分の平面研磨が、

綺麗に、精度良く、ローコストで可能です。

遣って見るか否かは皆さん次第です。