厄介なカラクリvol-3 | takara-kuruのブログ

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鈴木刃物製作所、カスタムナイフとニッパー爪切りを作ってます。
随時カスタムオーダーナイフ製作を受けてます。




ノンビリと過ごした日曜日、疲れはスッカリ抜けましたが今週も残暑は厳しそう!!
体力は1週間持たせるのが精一杯かもしれませんね?!
夏が終わるからと言って油断は禁物!!
暑さ対策は怠らないように、皆さんも気お付けて下さい。



”厄介な爪切り”は刃部の研削が済みました。
ナイフで言うとブレード研削、
この工程はグラインダーで行いますが左右対称に研削、0.5ミリ程度エッジ部を残します。


画像はドレッシング中で目が詰り削り難くなった”砥石”を
ギザギザの手裏剣のような物を何枚か重ねホルダーにセットします。
其れを当てるとギューイン廻り砥石面に僅かな凹凸を付け研削能力を回復させるという物です。

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大きく開いた刃部分、凹状にカーブしていて其れに沿って削り込みます。

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爪切り製作は小学生の頃から夏休みになると手伝っていました。
本格的に後を継いだのが17歳のとき、ナイフを始めたのが30歳ですから
既に”似たテクニック”は習得していた事になります。”其のせいで”
スンナリとナイフ製作の仕事に就けたのでしょう。



研削の状態とテクニックは、何処かナイフ製作に似ています。

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