先日、あるアーティストのライブに行ってきました![]()
歌手活動35周年をむかえているベテラン歌手なのですが、
今も変わらぬ歌声で、最高の時間を過ごすことが出来ました。
若いころのライブに行ったことがないので、比較は出来ないのですが
DVDや昔のCDの歌声と比較してみても、今の方がいい
と思わされるのは
流石にお手入れが行き届いていて、プロ意識の高さを感じます![]()
また、曲は勿論、詩の内容も大人で難しい歌ばかり![]()
ですから、年を重ねた今の方が表現力が増しており、深みが出て心に響くなぁ
って思いました![]()
あと、やっぱり歌が上手いとか下手とか技術的なことも色々あるのでしょうが
その人が持つ声の魅力は、その人だけのもので、
誰にも奪うことの出来ない宝物だと思いました。
そして、その宝物も年を重ねるごとに変化していくのです・・・。
なんとも儚いですよね![]()
そんなことを思っていたら、茨木のり子さんの詩が頭に浮かんできましたので
以下にご紹介させていただきます![]()
自分の感受性ぐらい
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
