お客様のお店紹介
山口屋
こんにちは、配送担当の遠藤です。
今回、紹介させて頂くお店は明治35年創業の和菓子を作り続けて111年の
山口屋様です。私が担当させて頂いて早いもので22年が経ちますが、その
5倍以上の歴史をもつ老舗の和菓子屋さんです。
3代目のご主人、早川延雄様の和菓子作りのへのこだわりは、「菓子は人なり」をモットーに誠意
を込めて日々菓子造りに精進しているそうです。歴史の古さそして味の深さは、
先代から受け継がれた味を感じさせます。その中でも、山口屋様の
代名詞でもある つりがね最中 は、全国菓子博覧会で金賞受賞しているとても
美味しいお菓子です。
その つりがね最中 が生まれた背景として山口屋様の
目と鼻の先ほどに、8世紀に建立された坂東7番霊場金目観音堂光明寺があります。
そのパワースポットにある釣鐘に因みそれを模して作られたのが、
つりがね最中なのです。
北は北海道、南は沖縄まで広範囲のお客様に喜ばれているお菓子で
平塚市観光協会推奨銘菓でもあります。
その他にもお店のお薦めは、空蝉（うつせみ）、昴（すばる） といったお菓子もあります。
この時期の定番商品としては、かしわ餅などです。
作業場で働いているご主人の姿を20年以上見せさて頂いてきましたが、
正に職人といった真剣な眼差しと「菓子は人なり」と言った、菓子作り
に対する妥協をしない考え方、そして、その向こうに見えるお客様の笑顔を
想像しながら作る和菓子職人としての技には、職種は違いますが教えられる
ところが多いと感じさせられました。それと、家族皆で力を合わせ額に汗して
働いてる姿はとても素晴らしいと事だと思いました。これからも、皆様に喜ばれる
お菓子を作り続けて下さい。