70年代アイドルPOPSの王道路線的な明るいナンバーは
初期の桜田淳子さんの曲のようなハジケっぷり。
とにかくストリングスが前面に出て忙しく鳴っていますね。
でもそれが明るくて快活。ギターはコードを刻むだけで、控えめな存在。
まさに今では考えにくい、こういったアレンジもあったんですよ。
作詞:阿久悠さん、作曲・編曲は都倉俊一さん。
日本テレビの「スター誕生!」出身者ですから、審査員の先生方が
彼女のために書き下ろしてくださった曲ですね。
この曲は今の感覚からすると完全なアイドルPOPS。でも当時は全て
演歌も含めて「歌謡曲」もしくは「流行歌」のくくりでした。
そう、ニューニュージック色もまだ付いていないので
「可愛い娘が歌っているねぇ」
老若男女にアイドルPOPSが受け入れられる時代と言えるかも。
そういう気持ちが、「歌謡曲」を育て「歌手」を育て、流行していったと思うのです。
それが80年代に入ってアイドル歌手がドッとデビューして、歌番組を席巻するように
なると、その構図が変わってきて、次第に歌謡曲が崩壊していったと思います。
もともとはひとつであったはずが、アイドルPOPS、演歌系、そしてニューニュージック系
この3つに枝が分かれ、それぞれ独自の方向性に向かって行ったのです。
「歌謡曲」っていい響きと思いますし、ノリだけでなく誰でも歌うことができて
歌詞も良いという楽曲。もう生まれては来ないでしょうか。
曲の終わり方が
チャンチャン
と終わるのが今更ながらカワイイ。
そして曲の長さはフルコーラスで2分40秒(*^▽^*)

