一昨日のブログ、大反響だった。まあ書き込む人は私が否定的なAmazonを使わない人たちが多いと思うので多少バイアスが掛かっているとは思うが、クレジットカードに対する不信感というのは、本当に火を怖がる動物のようで火を使えるようになった人間が、ほかの動物から圧倒的優位を獲得したことを、よーく考えたほうがいいかなーとか思ってしまった。

同じく、iPhoneみたいなスマートフォンに対して否定的な人たちも。ネット通販そのものに対して否定的な人たちも。

面白かったのは、地元に納税している地元の書店で買うという意見があったり、アマゾンは日本に税金を納めていないからアマゾンでは買わないって人もいて面白かった。まあでもこれは少数意見でしょう。だって地方にいったらほとんどが全国チェーンの量販店とかばっかりだからねぇ。コンビニとかも。

で、まあ否定意見は一定数残るし、かたくなな人はずっと頑な。未だに携帯電話使わない人だって少数だけど存在するしね。でもさすがに周りが持ってくれと圧力を掛けるものだから、仕方なしにもったら今更ながらに便利さを痛感し、なんで俺は今まで使わなかったんだろーって公開するパターン。そりゃイノベーター層はともかくアーリーアダプター層は便利だから使っているわけで不便ならすぐに使わなくなるに決まっている。

だから新しいものは10%くらい普及したら使えってのが鉄則。twitterなんかまさに今そういう段階かな。私のアカウントは、@takapon_jp。もう48万人くらいフォロワーいるけど意外に知られていないかも。

で、本題。紙の本の行く末を考えてみる。今書店に本が溢れている理由は、実は取り次ぎ(流通業者)と出版社の関係性による。大手を除く出版社はすでに自転車操業の状態にある。それは取次ぎが流通だけでなく金融機能も提供しているからだ。出版社は、それぞれ料率は違うが定価の50-70%くらいの率で流通におろしている。岩波書店みたいな老舗はぜんぜん売れる本を出していないにもかかわらず料率が高かったりする。これは長年の慣例によるものだ。

しかし、実売部数は悲惨なもので10%も売れない本だってごろごろしている。90%は当然ながら返本される。すると、最初取次におろしたぶんのお金がもらえるのだが、返本された本の分は引かれてお金がもらえる仕組みになっている。もし返本のほうが多かったらお金がもらえないし、保証金から引かれるかお金を払わなければならない。でもそれだと出版社の経費は出ないから、当然売れる本を出す努力をする。

しかし、売れなかった場合はどうするか?売れようが売れまいが沢山の本を出版して取次に押し込むのだ。取次もやばいとおもったら押し込む量を調整しようとするが、出版社も負けずに押し込む。これが自転車操業の実態だ。たまーに数十万部出るベストセラーが出て出版社は一息つくのだ。大体重版がかかった段階で黒字が出たといわれる。だが、重版が掛かる本は驚くほど少ない。一部の著者の本ばかり出版点数が増えているのは重版率が高い、つまり黒字が出る著者に出版社が群がるからだ(私もそのうちの一人かもしれない)。

だから、自転車操業から脱落した出版社は潰れる。最近よく潰れている。が出版社というのは電話一本あればできるといわれる商売。実際、印刷も著者も流通も広告も資金繰りすら外注である。だからゾンビのように復活してくる。社長一人で再出発してすぐに出版点数を増やしてくる。また自転車操業の始まりである。

とはいえ、厳しくなってきているのは事実。どこかの段階で業界構造が崩れるはずだ。そのタイミングで多くの書店が潰れ在庫も急速に少なくなることが予想される。音楽業界でCDショップが苦戦しているのと同じ状況である。結構近い未来にそれは来るような気がしているんだ。。。

YouTubeホリエモンチャネルに、「Tokyo 1週間」 ハマコー先生との動画アップしました。これはすごいよ。。。

さてこないだ、上杉隆さん主催のゴルフコンペにいったらゴルフダイジェスト社の人から私にぴったりのゴルフ本をいただきました。紹介します。





これからも練習を出来るだけしないで精進していきたいと思っています(笑)