どうしてこうなった?JAL再建問題のおさらい

JAL、2次破綻の恐怖 再建目指すも客離れ止まらず

JALが遂に会社更生法を申請したようですね。まあ私は最初っから法的整理しかないと思っていましたが、一連のJAL問題を考えるにつれ、再生は不可能では?と思うようになりました。一兆円くらいの公的資金を投入するようですが、そこまでして再生させるメリットがあるんでしょうか?

まあ、従業員の雇用対策という側面はあるんだろうけど、実際のところ今後JALが収益企業として再生するかどうかは怪しいものがある。それはJALの置かれた立場が中途半端だからである。高級路線を目指すわけでもなく、かといって格安航空会社を目指すでもなく。だから、コスト構造も相変わらず高コスト体質のままだろう。ベンチャー企業のスカイマークのような徹底したコスト管理ができるかどうかといえば、出来ないに一票。図体がでかすぎるんだ。

という意味では、さっさと清算したほうが結果として国民負担は小さくなるんじゃないだろうかね。代わりの会社はいくらでもあるんだし。

んで、面白い記事を見つけました。

[ゴーログ]JALは粉飾決算ではないのか?

ま、良く考えれば実質破綻状態を評価替えとかしながら無理やり継続企業にしているという意味では地検特捜部とかが動けば粉飾決算とかにされる可能性は十分にあるよな。あとは世論次第だろうな。

んで、小沢関連。

「指揮権発動、一般論としてある」…千葉法相


細心の注意をもって指揮権発動も視野に入れて対応してほしいものだ。検察正義伝説に対抗するためにも。