食料自給率のコメント面白い。 | 堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」
2009-08-19 00:15:26

食料自給率のコメント面白い。

テーマ:政治・経済
何気に、こんなに反響あるとは思わなかった。余りテレビみないので気が付かなかったけど、自給率UP!のCMで、石川遼君がたまごかけご飯食べてんだね。いくらこんなCMに使っているんだろうね?自給率上げないで現状維持でいい派としては、俺達が払った税金を無駄なことに使いやがって!と思いたくなるな。

それで思い出したのが、テレビドラマ「官僚たちの夏」の通産省の官僚たちの姿。彼らが彼らなりの愛国心だか正義感で動いているのはよーく分かるんだけど、それが実態にそぐわなかったり、ベストな策ではなかったりするわけです。だって、昔の話だから実際の歴史と比べれば一目瞭然。ちょうどこないだ食事をしながらお店でTVをみていたら丁度やっていたのでつい、最後まで見てしまった。

国内産業保護法案(実際は特定産業振興臨時措置法)なるもので、こんどは自動車メーカーを寡占化させようとしていたわけだ。この法律がとおっていれば例えば、ホンダ製の普通自動車は存在しなかっただろう。今や世界的なメーカーなわけだが。

江戸以来、庶民は「お上」の言う事に素直に従う体制が出来ているから、官僚主導でやると政治家や官僚同士の派閥抗争などでの異議が無ければそのまま法案が通ってしまうのだ。戦時体制など誤った方向に行ったのはそのせいではなかろうか。つまり、官僚のプロパガンダにマスコミが加担し、十分な議論無きままに成立する悪法も沢山あるということだろう。

ま、法務官僚も検察官も同じである。彼らなりの正義感や愛国心に基づきターゲットを逮捕・起訴して判例を作るのだ。判例であれば政治家すら使うことなく法律を作り上げることが出来る。
ただし、彼らの考え方が間違っていても修正は効かない。

食料自給率に関するプロパガンダもそのような匂いがプンプンするんだ。

実際の所前回のエントリで一番反対意見が多かったのが、食糧安全保障のところで、食糧危機に陥ったケースだった。しかし、そこはリスクとリターンである。万が一隕石でも落ちたり、火山が大爆発したりして世界中が厚い灰に覆われて農産物の収穫が難しいことになった場合、じゃあ日本に食料を輸出しないのか、といえばそうではないと思う。

だって、あの北朝鮮にすら世界は食料援助をしている。もちろんこのような独裁国は独裁者やその取り巻きがその食料を適切に国民に配分することはまずないから、援助をされても多くの人が飢えに苦しむわけだが。世界的な食料危機に際して食料自給率が低い国がつまはじきにされることがあるとは思えない。必要最低限の食料は配分されることになるだろう。だって少なくとも日本は北朝鮮よりはマトモな国だと思われているでしょ?

もちろん、その際に食料の値段は高くなっているかもしれないが、そうすれば勝手に国内の自給率は上がる。だって農業が「儲かる」商売になるんだから。インフレになって日本円が暴落したケースでも同様だ。市場原理に基づき高コストの農業が盛んになるはずだ。

計算をしたわけではないのだが、わずかな確率でしか起こらない将来の危機に際して一体いくらの費用をかけて食料自給率を上げようとしているのだ?相当量の補助金をばら撒かない限り国産の農産物は安くならない。大規模農業?遺伝子組み換えとか、やれること全部やらないとアメリカの穀物メジャーには勝てないよ。野菜とかと違って穀物は腐りにくいし、ある程度の備蓄もできる。
インフレになったり食糧危機になってから、コストをある程度かけてやればいい問題だと思う。それでも十分間に合うと思うよ。

安全な食物を安く食べるのは簡単だ。自分で作ればよい。最悪、週末だけでも郊外に住めばよい。あるいは農家に頼み込んで農地を少しだけ貸してもらえばいい。安全な食べ物を安く自分は何もしないで食べられるなんて甘い考えだ。自分が楽したいならきちんとそれなりの金を払いなさい。国産の肉をつかって吉野家の牛丼があの値段で食えるようになるなんて、ありえないから。弁当290円とか、人件費とか輸送費とか生産者のコスト考えたら、ありえないから。

あとね、みんな食に対して、ほとんど投資しないくせに文句言い過ぎ。10年以上前に米が不作で米不足になりタイ米とかを輸入することになった。周りみんなバッシング。別にいーじゃん、タイ米。チャーハンとかにしても普通に旨いし、カレーライスにしても美味しかったし。工夫すればいいのに、タイ米で味噌汁と納豆がどうしても食べたいとか、そんなの危機管理とかいう以前の問題でしょ。

それでもどうしても、自給率を上げたいなら、自分から率先して国産の食材をコストをかけて購入することだ。これなら一人でもできることだ。私は別に自給率は上げなくてもよいと思っているけど、できるだけ、そうしている。

ま、用は農水省のキャンペーンや補助金に無駄な金はつぎ込まないでくれということだ。私は自給率は上げなくてもいいと思うけど、食品にロスがないようにとか、規格外の野菜とかも流通させるとか、残さないように注文するとか、個々人の意識が向上したら、必然的に自給率が上がっていく気がするんだが。

官僚たちの夏 (新潮文庫)
城山 三郎
新潮社
売り上げランキング: 47







takapon(巷ではホリエモンと呼ばれています)さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース