日経BP及び立花隆氏、週刊現代に対し名誉毀損裁判で勝訴したのは既出の通りであるが、私が疑問に思うのは、私に対する「悪い」イメージだけでなく、実際に彼らがデタラメの情報を、本物と信じてあまり疑っていないという状況に興味を持っている。

どうも、前者はネットやマスコミ報道などに流れてくる「暴力団とつながりがあるのではないか?」というデマを信じ(しかも一部書籍化されていたりする)、後者は私の関係者とされる人物からの情報を信じ込んでいたようである。

両者の共通点は何かといえば、私との面識が全くない、あるいは大勢が参加するパーティ会場や講演会場などで名刺交換をしたとか、握手をしたとかその程度の面識の程度の人間が、どうも私と物凄く仲が良いというくらいに言ってしまったことから始まるのではないかと思ったのだ。

私は一応名刺交換等の際にも怪しげな人物とは交流しないように心がけている。そもそも一度名刺交換しただけの人物は覚えてもいない場合がほとんどなのである(自宅には1万人は優に超える名刺がある。デジタル化して登録していないので、検索も時間がかかりすぎて事実上不可能)。携帯電話の電話帳交換をするくらいから、なんとなく覚えているという状態になるのである。携帯電話のメモリーすら1000人近くが登録されているが。

実際に最近、私の友人を名乗る人物からお願いをされたりという例が私の知人から寄せられる。某新聞記者は私とは取材のみの面識が2-3回程度しかないのに、ゴルフ仲間だといわれたらしい(もちろんその人とは一度もラウンドしたことはない。もしかしたら大勢が参加するコンペに、同時に参加していたのかもしれないが)。

いわゆる、「フカシ」とか「見栄」である。有名な人物との交友関係を吹聴するケースは良くあることだ。私だって、あの有名な女優の誰々と会ったことがある(実際は二言・三言喋った程度)という事だってある。が、ここからが問題だ。たまたま喋った相手が週刊誌の記者だったりすると、「へー、ホリエモンと面識あるんだ。彼の面白い話聞かせてくれない?」と言われて、事実とは多少違うことを話始めてしまう。話が弾むと、嘘も膨らむ。最後には、「今度雑誌に載せるから、詳しく別で話し聞かせて」となる。そこで後に引けなくなるのだ。

週刊文春に掲載された「宮内人形」のケースも同様のパターンなのだろう。最初は私と一緒にゴルフでラウンドしたという話から始まる(ここの時点で、すでに大規模コンペにたまたま参加していたりとか、前の組でたまたまラウンドしていて見かけたとかそういうレベル)、それを知人の雑誌記者に話す。それを聞いた雑誌記者は面白いエピソードを教えてくれという。その段階で作り話が出てくるのだろう。

上記は全くの私の想像である。が、こういう捏造記事が出てくる一つの仮説としては説得力のあるものだと考える。宮内人形のように、ブログのネタにして笑って済まされるものもあるだろうが、そうでないものに関しては毅然と対処していこうと思う。

私が旨いものを食べているので通風を心配されている方、おられましたが、尿酸値に関しては四半期に一度程度血液検査をしてモニタリングしています。どちらかというと数値は低下傾向であり、常に水を沢山飲んだり、筋トレやゴルフでの徒歩(カート一切使わず)などで適度の運動もしていることもあり、危険水域の数値には行かないようです。そもそも、一度しかない人生なのです。マゾの人は別として、変にずっと我慢していたって良いことは何もありません(短期間の我慢は、それが開放されたときの快楽もあるので、否定はしません。例えば、幼児が排泄の仕方を覚えるのは我慢して、出したときの快楽を覚えるからだといわれています)。うまいものを食べて病気にならない生き方を標榜していきたいと思います。そんな良いところ取りなんて、ずるいとか無理だとか言う人いるかもしれませんが、それが私の一つのチャレンジです。

今日は非常に天気も気候も良いのでゴルフに行きたかったのですが、仕事も溜まっていたし、疲れていたのでゆっくりしていようと思います。というわけで、色々調べ物もして「錬金術」の反論なども書いていこうと思います(時間が掛かって面倒なんですよ)。

しかし、新型インフルエンザのパンデミック警告でマスクが山ほど売れてるみたいですね。以前このブログでインフルエンザの記事を書いたときも馬鹿売れでしたが。


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