「日本一 税金の安い街ナゴヤ」 河村公約に早くも困惑の声

河村氏とは、なにかの番組で一度ご一緒したことがあったと思う。威勢のいいおっちゃんだ。こういう知名度がありつつも、異端な感じの人は知事とか市長とか地方首長を目指したほうがいいのかもしれない。あ、地方というのは地方自治の地方なので、東京都知事なんかも地方首長である。彼も個性の強い賛否両論ある人だろう。

で、彼がどういう意図で市民税10%減税を言っているのか詳しい話までは分からないが、庶民の味方とか、そんな話のレベルではなく、この政策が実現されることには実は重要な意味があるのだ。市民税というと、個人からのみ徴収されるイメージだが、実際には法人市民税もあり納税額に応じた法人税割と企業規模に応じた均等割の課税がされる。そう、この言葉通りに捉えれば、法人市民税も減税されることになる。

もしそうだとしたら、それは画期的なことなのだ。つまり、法人は名古屋に移転すれば市民税の減税分だけ、納税額をセーブすることが出来る。つまり強力な企業誘致手段につながる可能性があるのだ。もちろん実体の事業所や従業員が名古屋にないと駄目なのだが、たとえば近隣の自治体にあるような企業は名古屋に移転することで納税額をセーブしようと考えるのではないか?こういう事は個別には実施されていたことがある。たとえば日産の横浜移転だ。固定資産税や都市計画税を5年間半額にするという中田市長の政策が功を奏したといわれている。

とある、オーナー企業家は沖縄の離島に住民票を移し、地方税の大半をその企業家が納めるようになったところもあると聞く。こういう市民税というのはうまく利用することにより、道州制が実施されたときと同じような効果を生むことが可能なのだ。彼が改革を成功させるかどうか、これから見守っていきたいと思う。

で、成毛さんのブログに面白いことが書いてあった。

『宇宙から見た日本』- 成毛眞ブログ

「そういえば、15年ほど前のこと、ウィンドウズ95のユーザーからのクレームで「画面に臼が出てきて止まってしまう」というのがあった」

臼って・・・(笑)

さてさて、ニコニコ生放送んときに飲んでたワインは、チリワインで、


 【スペクテイター91!】[2000] アルマヴィーヴァ / バロン・フィリップ & コンチャ・イ・トロ...

こいつです。なにげに旨かったなあ。