まさに、杞憂の語源そのものだ。

杞憂 - Wiktionary

このカラ騒ぎ。テレビのニュースは「普段どおりに行動してください。政府の迎撃体制は万全です」と言いながら、政府の誤報をそのまま報道してしまうこの姿勢。臨時ニュース速報でやるこっちゃないだろー。こうやって、ミサイル防衛など無駄なところに、多くの国民の血税が投入されるのだ。

意味の無さについては、このエントリを参照してください。
北朝鮮のロケット?ミサイル?

[北朝鮮]「衛星」すぐに打ち上げ…朝鮮中央通信が発表

そんなに落ちてくるのが、怖いなら、種子島の射場を北朝鮮に貸してやれ。東南海上が広大な領土か、公海でない国は永遠にロケット開発ができないだろう。また、ならず者国家はロケット開発していけないが、まともな国はロケット開発してもいいという理屈は、アメリカがイラクを侵略したのと同じ理屈だ。いじめられっこが、通常どういう行動をとるのか考えてみると良い。アメリカだったら最悪銃乱射だ。日本だってトラックで繁華街に突っ込んだ事例だってある。愚策である。

追記:この場合、いじめられっこだからといって、悪いのは北朝鮮なのは間違いないと思うんですけど、追い詰めて、銃乱射をするかのように、周りの国に戦争なり、拉致なり仕掛けるのも、彼らが悪いですよ。もちろんですけど。でもさ、実際にやられたら困るのはわれわれじゃないですか?
だから、彼らが暴発しないように丁寧に扱わざるを得ないと私は考えますよ。銃乱射の被害者になりたくないですもん。正直、悪いやつを懲らしめられないのはイライラすると思いますが、それはぐっと我慢ですよ。

さて、先日の記者会見。YouTubeにアップしているのは半分で、後半分はのちほどアップしますね。で、動画を見るのが面倒な人は、下記サイトの取材が非常にまとまっていて秀逸なので、ぜひよんでみてください。

「一方的な報道による誤解を解きたい」――堀江貴文氏の逮捕後初の会見を(ほぼ)完全収録

まだまだ、最高裁に提出する予定の上告趣意書には盛り込んでいないお話がありますので、それはおいおい、このブログで発表していくことにします。

あと、いろいろ徹底抗戦の書評いただいていますが、ネガティブなものもあるので、ちょっと紹介してみます。ウノウとかいう会社の社長のブログらいしんですが。引用して批評します。

徹底抗戦 - ウノウ/山田進太郎のブログ

「1.すべての取引は(当時の法律に照らし合わせれば)違法性はない
2.一部は「知らなかった」という道義的責任を感じから社長辞任したが、刑事責任はない

ということのようです。1.については、会計的には1つ1つの取引に違法性がなくても、全体として作為的に利益を作り出すこと自体が粉飾なので、明らかに違法です。

2.については、エンロン事件などでは知らなかっただけで無期懲役になったりしており、粉飾には刑事責任がある、というのが世の中の流れだと思います。」

こういういい加減な話を、社会的にそれなりの立場にある人が発言するから誤解されるんです。そもそもなんだ、「利益を作り出す」って。普通に株売って利益でたら、「利益を作り出す」っていうのか?中身よくわかってねーくせに、いいかげんなこというな。「全体として」ってどーいうことだ?検察が、一つ一つの合法的行為を、こういう風に組み合わせたら「違法」だと言い張っているだけだろ。そもそも組み合わせ方は検察の一方的な解釈であることは間違いないです。

また、2についてはCFOが司法取引して社長が全部やりましたっていって、それが認定されちゃってるわけだ。少なくとも日本には司法取引制度はないので、CFOの宮内さんがいくら言い張っていても、少なくとも主導者は私でないと一審では認定されている。あとは、会計上の利益計上基準をよく理解した上でこのスキームを理解していたかという問題が今論点となっている。

ウノウとかいう会社の山田とか言う人、あなたのような人がいい加減な情報に基づいて、知らなくても刑事責任があるという風にいうから、そういうことを信じてしまっている人がいるんです。これからはよく調べて書きなさい。刑事責任と経営責任は別物です。日本では、罪刑法定主義に基づき、法律で明確に違法とされているものしか刑事責任は問われません。あんた社長じゃないのか?ありえない前提だけど、たとえば、部下が自分に隠れて、会社のためを思ってライバル会社の社長を殺害したら、あなたも殺人罪に問われるよ。まあ、道義的責任は逃れられないだろうがね。殺人罪の法定刑の上限は死刑だ。知らなくて死刑、おかしいし、いやだと思わないかい?

今回、私は問題にしているのは、東京地検特捜部が罪刑法定主義の原則を壊しているのではないかということだ。奇しくもウノウとかいう会社の人が、「会計的には1つ1つの取引に違法性がなくても、全体として作為的に利益を作り出すこと自体が粉飾なので、明らかに違法」といったとおり、無罪のものを有罪にするために法律を拡大解釈して摘発しようとしているのだ。なんで、わざわざそんなことをしてまで摘発しなければならないのか?「巨悪」を摘発するためには、どんな手法も厭わない。それを国民が認めてしまうと、どんどんエスカレートするだろう。

そして、本当にわれわれは「巨悪」だったのか?検察が摘発するまで、株主・取引先・社会がどのような被害をライブドアから受けたのか?そいういことをもう一度考えてほしいのです。

さていつものポッポ大臣ネタです。

ねぇねぇねぇ、鳩山さんってかんぽの宿の責任とってやめるんじゃないの?

この人が世論の支持を一定数受けているということ自体が信じられません・・・・

最後に・・・・
なんか一部で、私がtwitterとかmixiとかYouTubeとかに言及しないとか書かれていましたけど、そもそもmixiは私もう使う意味ないというか、実名で登録したら処理大変です。かといって偽名登録するのも趣旨に反すると思うしね。だから最初に笠原氏に誘われて登録したのだけど、削除したまんまなのよ。。twitterなんかは、実は2年くらい前に知り合いの会社と一緒にクローンつくったんだけど、公表するのは面倒なのでやめた。YouTubeはGoogleの中の人にいろいろレクチャーしてもらってて結構活用してるよー。
ま、全部暇つぶしですが。

国産ロケットはなぜ墜ちるのか
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そのうち北朝鮮にも抜かれちゃうのかも・・・・(笑)
ロケットの部品なんて、それこそ秋葉原でほとんど手に入るし、工作機械だってそこそこのものはマンギョンボン号でもっていってるんだろうしね。