大学時代にしていたバイト列伝と、私の刑事裁判について。 | 堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」
2009-03-09 23:41:18

大学時代にしていたバイト列伝と、私の刑事裁判について。

テーマ:生活関連
先日、ロスジェネの編集長と対談したときに、非正規雇用の話になったんだけど、派遣じゃなくて普通に企業が雇うアルバイトみたいな感じに戻せばいいみたいな話をしていたんです。んで、そのときに昔のバイト時代の話をしたんだけれども、そういえば、あのころはグッドウィルとかフルキャストとかなくて、でも、知り合いがバイトの手配師みたいなことやってて、ああ、これがグッドウィルの原型なんだなーとか思ったりしてた。まあ、グッドウィルっていっても、もともとはSさんがやっていたグッドウィルコミュニケーション(旧:サイク)のことなんだけど。

それはさておき、そういう縁もあったのでいろんなバイトを体験させていただいた。東大生のバイトといえば家庭教師なんだけれども、私の場合塾講師が多くて、次に家庭教師といった具合だった。しかし生来の飽きっぽい性格故、毎日決まった時間に同じ仕事をするというのに、どうしても耐えられず、いろんなバイトを掛け持ちしてたりした。

長くやったのは、企業研修のお手伝い。ウォークラリーってのを企業研修の中に盛り込んでいるコンサルティング会社があって、そのウォークラリーの地図を作る仕事をやっていた。コマ地図ってのに従って参加者は歩くんだけど、コマ地図に書いてある目標物は当然デフォルメされているし、記号の意味は明かされていないので、参加者が相談して考えなければ目的地には辿り着けないという仕掛けだった。そのコマ地図作りが私たちの仕事だった。

東は仙台から、西は広島まで、至る所に行けたので楽しかった。旅費を浮かすためにヒッチハイクしたりとかね。大抵は、温泉保養所みたいなところで研修は行われるので、土地土地の美味しいものを食べながら、2-3日かけて地図を作るっていうのんびりした仕事だった。これは楽しかったので結構長く続けられた。

あと、良くやったのがデパートやショッピングモールなどで行われている抽選会のバイト。年末セールとかで2000円以上買い物すると貰える券とかで1回抽選できます、とかそういやつだ。私の役割はそこの抽選機の管理とコンパニオンの女の子の管理だ。通常3-4日で終わるし、女の子と仲良くなれるし、で結構美味しいバイトだった。ただそれも大学1年のころからたまにやっていたのだが、バブルがはじけてその影響が少しずつ出て来ている時期で年々ギャラが減っていった気がした。

その関係で、テキヤっぽいバイトもした。金魚すくいの管理とか。毎朝、世田谷で金魚を仕入れてデパートの屋上の水槽に放し、1日金魚すくいの相手をするのだ。終わったあと、通常は生ごみで捨てられるのだけど、可愛そうなので東大の三四郎池なんかに放していたのを思い出す。射的とかもおかげさまで結構うまくなったのだ。

もう二度とやりたくないと思ったのが、某山パンの工場の仕分けバイト。トッパライ(その日払い)で金がないときに一度だけやったのだが、深夜なので眠くて死にそうだった。最後はかなーりいい加減になっていた気がする。飯はうまいけど、あれだけパンを見た後、パンが食い放題といわれても困るかも。

新宿駅でチラシ配りをしていたこともある。といってもコンパニオンの子が配っているのの管理をしていたんだけど、手伝ったりもしていたのだ。でもチンピラに「誰に断ってこんなところで配ってやがる」といわれて絡まれて困ったこともある。まあ、そのときはさっさと逃げたんだけど。

某山手線の駅で看板をスーツ着て持つ、炎天下で。みたいなバイトもしたなあ。学会のスライドを映すバイトとかもした。でも、こんな不定期バイト生活は大学3年の時に段々やらなくなってニート状態になるのだが、1年くらいして、さすがにこれはヤバイということで、コンピュータ関連企業で定期のバイト職に就き、その縁でインターネットにかかわることになったのだ。人の縁とは面白いものだ。

ところで、今日は刑事裁判の打ち合わせをしてきた。上告審はテーマを絞って一点突破をしないといけない。日本最強の刑事弁護チームを組織できたと思っているが、彼らと打ち合わせをしていて、やはり逮捕されたことに対して、不当だったという思いを新たにした。特に強制捜査の容疑となった、マネーライフの買収に絡む件は、DCF法での企業価値評価手法そのものを否定しかねない重大な判断ミスを1審、2審ではしている。まるで純資産価格以外で企業買収をするな、といわんばかりの内容になっている。また、短期に企業を転売し、利益を上げる行為そのものも否定しているとしか思えない判決である。

これは安く買って高く売るという商売の基本を根底から揺るがすような事態である。かんぽの宿問題でも、1円で売却された物件が半年足らずで6000万円で転売されたことが問題視されていたが、日本郵政に6000万円で買ってくれる客を見つける能力がなかっただけの話であり、その客を見つけてきた転売業者が非難される問題ではないはずだ。転売業者はその情報力で収益を得ているわけである。それが商売の種だ。それが否定されたら不動産業者は成り立たないだろう。

仮に、自宅を売却したいとする。家の前にFor Saleと出しているだけで買い手がつく場合は稀ではないか?やはり不動産業者が広告をしたり、潜在顧客に営業することによって買い手がつく場合がほとんどではないか?だからこそ、不動産業者は高い転売利益を生むことができるのだ。

ライブドアの一連の事件は、まるで特殊なケースのように扱われがちだが、マネーライフの件ひとつとってみても、企業の経済活動に大きくかかわる普遍的な問題を内包している。経済界ももっと自由な経済活動への司法の不当な介入に、異議を唱えるべきと思う。DCF法での企業評価の元になる、将来利益予想通りに企業が成長しなかったからといって、後出しじゃんけんで、不当な企業評価だといわれたら、世の中の成長企業が上場できなくなってしまう。現に、ライブドア事件以降、監査法人は上場や買収にまつわる企業価値評価を受けることに及び腰で、その役割を証券会社がしていると聞く。そんなことで本当にいいのか?

長期に保釈されないこと覚悟で、刑事司法に真っ向から挑んで、やっぱり良かったなと改めて思った。曖昧に権力に対して従順でいることもできるが、おかしいことは、おかしいときちんと言わないといけない。もちろん、そのせいで多くの裁判費用をつかったし、精神的にも相当追い詰められたが、やっと元気が出てきたところだ。これからも最後まで「徹底抗戦」していくつもりだ。

この関連は↓の本に詳しい。

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あと、私の話も載っている、林真理子さんのエッセイ本。文芸春秋社から献本御礼。そういや、昔インタビューしていただいたことを思い出したよ。

六本木で働いていた元社長のアメブロ

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