◎信頼度、NHKと新聞70点超=ネット58点、雑誌上回る-メディア調査

ネットが雑誌上回るってところがすごいな。やっぱ週刊文春みたいにガセネタを平気でのせちゃうところとか、そういうのが足を引っ張ってんだろうなあ。テレビは、ガセネタかどうか、あとで検証することが難しいんですよね。なんせ、全番組録画出てきているわけじゃないから。

私も事件のときに相当あることないこと、報道されてたらしいけど、訴えようがないからね。何時何分のこの局の番組、とか指定できればそれをアーカイブしているところはあるらしいんだけど、結構費用もかかるわけだから。そういう意味では新聞は飛ばし記事は雑誌に比べると少ないって実感はあるし、それが点数にも表れているね。

◎政府高官発言「信じられぬ」=自民・鈴木氏

ま、結構本音が出てる「政府高官」の話だね。でもさ、本当は守秘義務とかあるはずなのに、こういう事件になると、「関係者」と称する人(どうみても、東京地検とか法務省の人ととしか考えられない)が取り調べの内容をぺらぺらしゃべっているのはどうなんだろうね。

「徹底抗戦」ではカットされてたけど、拘置所にいたとき、あの例の毒カレー事件で大阪拘置所にいる、林真須美さんから、手紙が来たんですよね。どうもいろんな塀の中にいる有名人に手紙送っているみたいなんだけどね。でも、私は接見禁止処置がとられていたので、手紙とかは受け取れないんですよね。でもなんか返信用封筒が入っていたらしく、その中に切手があって、それだけ受け取れたんですよね。

で、まあ退屈な拘置所暮らしの中で面白い出来事だったので、早速取り調べの時に中原検事にしゃべったわけです。そしたら「大丈夫、切手の裏に砒素とか塗ってないから(笑)」とかいうわけ。まあ、ちょっと検事としては不謹慎かと思ってさ、弁護士との接見のときに、そういう話をしたわけですよ。「ああ、そらあさすがにひどいわな」みたいな話になってさ。

そしたら、その後新聞か雑誌かなにかで、なぜかうちの弁護士が、「大丈夫、切手の裏に砒素とか塗ってないから(笑)」っていった話にすりかわっているんですよね。こういう話は、結構拘置所の中で多かったんです。「関係者」ってのはさ、どう考えても検察内部の人としか思えないんですがーって検事に言っても、「俺はそんなこと絶対しゃべらないから」って言うわけですよ。でもさ、昨日取り調べられたことが、次の日にはニュースになっているわけです。堀江が弱っているとかね。

じゃあ、誰がしゃべってるんだと(苦笑)。

守秘義務 - wikipediaより

国家公務員法 第100条

第1項 「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。さらに情報を得た、国家公務員以外の者も情報を広めた場合、同罪とする。」と定められている。違反者は最高1年の懲役又は最高3万円の罰金に処せられる。

ま、こんなのは有名無実というか。

◎政府高官、自らの発言釈明=西松建設をめぐる違法献金事件で

ていうか、なんで匿名の「政府高官」なんだよ。実名だせっての。こんな発言してる時点でプライバシーとかないでしょ。新聞社は何に配慮してんだろ。ネタがもらえなくなることがそんなに怖いんだ。

権力とマスコミの共謀関係がよくわかる本を最後に紹介しとこう。彼の場合は、かわいそうすぎるケースだ。でもこういうケースで泣き寝入りしている人はもっといるのだろう。



追記:国税の税務調査が新聞とかにリークされて、申告漏れとかでちゃうのは、あれは間違いなく国税内部からもれていますね。私の税務調査の時も、税理士に通信社とか新聞社から、「堀江さんの税務調査について教えてください」みたいな話が来るもん。一応、税理士から当局側には情報漏らさないでって念を押すんですけどね。もしかしたら、国税局の前に番記者が張っていて、どこに行くのかつけているのかもしれないけどね。あとは夜討ち朝駆けとか言って、当局の幹部の家の前で帰宅を待ってたりするんだよね。そういうところでポロっと話したりとかね。