超左翼マガジンっていう、すごいタイトルの雑誌「ロスジェネ」。この雑誌の編集長である浅尾大輔さんと先日対談した。この対談の模様は、朝日ジャーナルって雑誌の復刊号に掲載される予定みたい。で、超左翼っていうから、いったいどういう人なんだろうと思っていたら、いたって普通の人で拍子抜けした。彼の経歴はいわゆるバリバリの左翼。共産党機関紙の赤旗の記者から、なんとかの賞をとって作家に転進しつつ、労働運動のコンサルティングみたいなことをしつつ、超左翼マガジンを出しているといった具合。

ロスジェネってどんな人が、買うんだろう?というか買う層いるのか?って対談の前に読んでくださいと送られてきたロスジェネを読んで思った感想。でも1号は1万部以上売れて採算も取れて、2号、今度3号もでるらしい。

彼はなんとライブドアブログのユーザさんだったらしい。

My Last Fight

なんでも例の事件で別のブログサービスに移動しようと思ったのだが、できなくてそのまま居座ったままなのだそうだ。ま、そういう人も結構多いんだろうなあ・・・・かく言う私も面倒なので、ずっとアメブロのままだ。ブログは無料で情報発信できるから重宝しているそうだ。そういっていただけるとうれしいなあ。

まあ、対談の内容は雑誌を読んでのお楽しみ、として、なんかロスジェネって言葉に違和感があった。左翼よりのメディアには本当に良く出てくる用語なんだけど、そういや調べてみたこと無かった。

就職氷河期 - wikipedia

どうやら、就職氷河期世代を指す、朝日新聞の造語らしい。私もその世代のようなのだけど、まったく氷河期とか気にしたことが無かったなあ。そもそも就職しようと思ったこと一度も無かったし。周りがなんで就職したがっていたのかもわからなかったなあ。バイトが楽しくてバイトで正社員の給料の倍はもらっていたし。でも一番疑問だったのは、なんで東大に苦労して入ったのに、就職でもっと簡単に入れる(であろう)大学の人と競争して同じ会社に入るのだろう?ということ。

研究者になるんだったら大学に入った方がいいだろうけど、文系の就職希望者なんて大学行く意味ねーだろと。どうなんでしょうかね?みなさん。

ロスジェネ 第2号―超左翼マガジン (2)

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ロスジェネ第2号のテーマは、「反貧困」なのだけど、3号のテーマは「エロス」らしいっすよニコニコ

追記:私の場合、大学は研究生活を送ろうと思って入学して、とりあえず浪人は経済的にも無理だったので、現役で入ろうと思って文系に入り理転を考えて東大選んだんですが、入学一年目で研究者は政治的な動きも必要なことがわかり、金も必要なこともわかって面倒くさくなって、ニートになったわけです。だから、就職活動のために大学に入るという考えは理解不能なんですよねぇ・・・・