前に書いたエントリの続き、というか考えた結果。
地縁・血縁のお話ですが、やっぱりこれは、無償の愛の連鎖なのだと思いました。特に血縁。もともとは生きていく上で、人間以前は外敵から身を守るために、群れを作るには子供を生んで育てなければいけない。そういう生存本能からきていたんでしょう。その後人間になってからは、飢えなどから身を守るため、集落をつくり、食糧を確保するための労働力として。

そのために家族は大事であるという倫理・道徳も生まれ今に至るのだと思います。その無償の愛に感謝はすれど、与える側は見返りを積極的に求めてはいけない。それもムラの掟なのだと思います。無償の愛は今も生き続けています。私も感謝しています。

私の場合は、その無償の愛に胡坐をかきたくない、もっと困難なものに挑戦したいと思っていたが故に九州の片田舎から東京に出てきましたし、会社をやっているときは海外にも挑戦していきました。選挙の話がコメント出ていましたが、困難を求めて地縁がほとんどない地区を選びました。地元の都市部で出馬すれば勝てていた可能性は高いでしょう。

地縁・血縁をないがしろにしているというわけでもなく、たいした努力もなしに手に入れられる無償の愛よりも、努力の結果得られる関係のほうが、なんとなく大事なもののような気がするのは私だけでしょうか。
なんか、無償の愛に溺れていると自分が成長しない気もするんですよね・・・・。

◎「かんぽの宿」、資産査定に問題=日本郵政は黒字化努力を-鳩山総務相

日本郵政が・・・大臣の圧力に屈してしまいやがった・・・・。もうどこも、民間は「かんぽの宿」に手を出せなくなったんじゃないかな。設備がいかに豪華だろうが、そんなものを旅館に求めているユーザはいまや少数であることを理解してんのかな?

そもそも、料金が割安でない「かんぽの宿」に競争力はあるのか?普通の値段だったら、雰囲気のよい・料理の旨い宿は沢山あるのではないか?それに太刀打ちできるのか?むしろ無理だろ。また、日本郵政の本業とかけ離れている、ホテル業を日本郵政がやる必然性は?経営資源が散らばってしまうんじゃいか?例えば航空業界なんかは、ホテルなんかは売却して本業に集中しようとしているが、それが経済界の常識じゃないのか?選択と集中っての。

そらあ買収する側の民間企業は利益出すためにやっているわけだから、買収時もできるだけ安く買うとするだろう。それが市場原理だ。その儲けにちくちく言い出したら誰も買わないっての。だから、誰も買わなくなって、素人が運営してさらに赤字を垂れ流す。そのツケを払うのは・・・・我々国民だろう。官業は利益へのモチベーションとかもちにくいので、黒字化など夢のまた夢よ。だから民営化しようとしてんだろが。あと、オリックスが儲けたらそのぶん税金で取れるんだから一緒だろが。

ゴルフ場の経営なんかを思い出してみると良い。ゴルフ場なんて二束三文で潰れたゴルフ場買う以外に採算取る方法はない。それ以外で存続させようと思ったらメンバーシップ制しかないだろう。メンバーが結局赤字分を分担して補填しているようなものだ。でも好きなゴルフ場だから赤字を負担できるわけだ。

「かんぽの宿」も「かんぽの宿」ファン倶楽部でもつくって賛同する者が格安料金で利用できるようにすればよい。入会金集めて日本郵政から買い取ればよい。理事長は鳩山邦夫だ。私はもちろん入会はしないが。

■[話題]鳩山総務相「赤字おかしい、黒字化努力を」 かんぽの宿問題

落合弁護士は、好きなようなので、「かんぽの宿」ファン倶楽部の良い会員候補になるだろう。こういう人を誘ってやればよい。

鳩山大臣がやろうとしていることは、国民を「かんぽの宿」ファン倶楽部に強制入会させるようなものだ。

こんなのあるんだ・・・

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