厚労省、大衆薬のネット通販規制の方針

以前のエントリでも書いたが、やっぱり方針は変わらないわけね。
風邪薬とか、鎮痛薬とかマツキヨでは売ってもいいが、ケンコーコムでは売ってはいけないってわけだ。

マツキヨには薬剤師がいてきちんと説明をして売っているから、誤飲やら薬害被害はありえない、って建前なわけね。建前だろ。どう考えても。そんな説明、薬局ですら受けたことねーよ。厚生労働省が自分達のリスクヘッジをしているだけだろ。ネット販売が無くなって困る人のことはどうでもいいわけだ。

なんて言ったところで、ネット業界は政治献金もほとんどしてねーだろうし、ネット業界の利益を代弁してくれる議員もほとんどいないだろうね。選挙にも行かないしね。だから、こういう理不尽な規制を受けてしまうのさ。結局は政治に関わらざるを得ないってことだ。

まったく正反対の例を挙げよう。

[もみじマーク]罰則適用せず 道交法改正で見直し…警察庁

はー?ってな感じだろう。車に乗ってて高齢者の車がトロトロ道を走っていて危ない目にあるだろう?よくニュースでも高速道路を逆走した高齢者の話も良く聞くだろう?

駐車禁止の特例?なんで駐車禁止になってんのか、分かってんのか?歩行者(特に子供)や自転車が飛び出してきたり、夜中に駐車中の車が視認できなくて追突したりするからだろう?特例作ってその車のせいで事故ったらどうするんだ?

「枯れ葉マーク」が格好悪いだと?初心者マークに比べりゃましだろ(笑)。
国民の税金を使って「来年1月に有識者による委員会を設置し、デザイン変更の是非を検討する」だとさ。あきれてものが言えませんよ。


選挙における、投票率が高い、高齢者が、政治家(も高齢者が多いが)に働きかけて、このような規制緩和(笑)が起こる。後席シートベルトの義務化という規制強化が行われているそばで、だ。
これもロビー活動の賜物だろう。


今後、こういう状況は変わらない。特に私達30代やその下の世代は永遠にそうだ。医療技術の進化で寿命は伸びている。我々が高齢者になっても同様だ。このままだと上の世代にずっと(制度的には)虐げられるのだ。若い世代や新興企業は、少しでもそれに抵抗していかないと割りを食ってしまうよ。
少なくとも投票率は上げないと。そして我々の代弁をしてくれる議員を増やさないと。

自分達のことは自分達で守らないと。



ところで、今日は「太田総理の証人喚問!2008年世間を騒がせた21人を徹底追及SP!」に出ます。