「NEWS23」筑紫哲也さん、肺がんで死去 73歳

何度か番組に出演させていただいた。ニッポン放送株争奪戦の時にした、TVメディアとインターネットの話は、なかなか話しがかみ合わなかったが、まあこれは時代というものなのだろう。昨年3月の出演の際は、いろいろ配慮していただいたと思う。

ただ、以前にお会いしたときよりも相当やつれていらっしゃったという印象がある。その後すぐに癌であることを告白され、長い闘病生活に入られるわけであるが、時々TVでお見かけするので、直っているのだと思っていたら、いきなりこのニュースである。

儚いなあ。切ないなあ。

たまたまニュース番組を見ていたら、若かりしころの筑紫さんの姿が映っていた。それからわずか数十年でこの世を去ってしまうわけです。それが、当たり前と分かっていても、理不尽な気がします。

自分が、もう十分だ、人生に飽き飽きした。終わりたい、と思うまで生きられるようにならないもんでしょうか。

と、いつも思います。身近な人が亡くなることは、ほとんどないので、少しでも生前、かかわりのあった人が亡くなると、いつも上記のようなことを思ってしまいます。

三浦一義さんしかり、峰岸徹さん、しかり。。。

イキガミという漫画が、あります。人の命について、やっぱり切なくなる漫画ですね。