先日、K1ライト級トーナメントで準優勝した久保優太選手。

何と彼をトレーナーとして指導してるのが昔、僕が所属していたジムのチーフトレーナーをしておられた積田進トレーナー。
94年にその年に最も活躍したトレーナーに送られるエディ・タウンゼント賞を受賞してます。
この間のトーナメント全部見る事は出来なかったのですが1回戦と準決勝のダイジェストを見て積田先生がTVの前で勝った後の満面の笑みを見てビックリしました。
キックのジムでトレーナーしていると噂には聞いていましたが。
やっぱ本当だったんだと嬉しくなりました。
俺達が現役の時も勝つとあの笑顔でいつも迎えてくれた。
思い出したら胸にグッと来ました。
負けると次の練習から鬼の様なハードワークでシゴいてくれた。
普段は無口だけど時々ボソッと褒めてくれた。
あの満面の笑みを見せながら‥‥
それが俺達、選手は凄く嬉しくてヨシ!もっと頑張ろうッ!!と思った
ホントに暖かい人でした。
23歳の時、僕が1度現役から離れた時、ジムに辞めると挨拶行った時、唯一『辞めるな』と引き止めてくれたのが積田先生でした。
目に涙を浮かべながら『お前のボクシング人生はまだほんの少ししか始まっていないんだよっ!!』と言ってくれた言葉、今でも胸に焼き付いています。
あの言葉に救われた、そしてあの言葉があったから又ボクサーとして現役に戻れた。今思い返すとそう思います。
25歳で僕がジムに戻った時はもう積田先生はジムを辞めて居ませんでした。
色々あって今の道に進んだ積田先生の活躍を心より願っております。
そしてどうかお身体には気を付けて下さい。

魔裟斗選手とツーショットの久保優太選手。
第2の魔裟斗へ突き進んで下さい

やってやれない事はナイッ!
やらずに出来る訳がナイッ!!