ブログを再開してから、
いろんなことを思い出す。
オールディーズのライブが好きで、
20歳のころ、週に3回くらい通ってたなー。
あの頃少ない給料で一人暮らしだったのに、
良く通えてたなー。
そんで、洋服が欲しくて、でもなかなか買えなくて。
急に、「作ろうっ」って思って、
装苑って本を買って、作図とか全然わかんないのに
見よう見まねで型紙作って、
真っ赤なワンピースを作ったっけ。
めっちゃへたくそだったのに、着ていったな(笑)
人が作ったものは自分にも作れるはずっていう
謎の根拠のない自信。
思えば小さいころ、めちゃくちゃ僻地に住んでて、
近くには本屋もなくて、
毎月親が予約して定期バスが届けてくれてた
小学●年生についてた付録を
作るのが楽しみだったなー。
毎年ある、町の運動会で
露店で売ってるプラモデルを買って
組み立てたっけ。
小学生の時、布で巾着かなんか作りたかったけど
手芸屋なんてなくて、
布がどこに売ってあるかもわからなくて、
実家の近くにある小さな商店に売ってた
無地の布。
これ、葬式の時に使う旗の布だったんだよなー。
でも、とにかく作りたくて
その布買ったっけ。
母親が編み物してるのを見て、
1本の糸が形になっていくのが面白くて、
教えてもらって、
延々とやってたなー。
見た目と言動で、姉妹の中で
一番女の子らしいことしないって言われてたなー
だから、自分の結婚式のとき、
ウエディングドレスを自分で作ったって言ったら、
親戚中に驚かれたっけ。
娘が生まれて、子供服を作るのにはまって
良く作ってたな。
2番目の子が生まれたらもう作れなくなるかもっておもったら、
生まれるぎりぎりまで、子供服作ってたなー。
でも娘が大きくなって好みが出てきたら、
作らくなくなった。
下の二人は男のだったから、
作ろうって思えなかったし。
そんで、小物とか作り始めたけど、
そのころHPやヤフオクで売るっていうのが
流行り始めて、
はじめて他の人の作品を見始めたら、
自分にはセンスがないって思って、
作るのを辞めてしまった。
人と比べて、やらなくなった。
それでも完全に辞めたわけではなくて、
急に作りたい熱が出てきて、
編み物だけやる時があったり、
ミシン踏みたくなって、布もの作ったりと
波がありつつもなんかやってるなー。
一枚の布が形になっていく様子。
一本の糸が形になっていく様子。
紙が立体になって、車になったり、
宝箱になったり。
小さい頃は魔法じゃないかとワクワクしたことを思い出す。
不思議だったなー。
小麦粉がクレープになったり、
卵がプリンになったり、
すごいなーって思ってたなー
こうやっていろいろ思い返すと、
何かが形になっていく様子が好きなんだって思う。
それは、洋裁だったり、手芸だったり、
編み物だったり、料理だったり、
お菓子作りだったり、いろいろなんだけど。
何か一つにしようと焦ったこともある。
こんなにいろいろしてたら、極められないから。
何にも結果残せないじゃんって思ってた。
だけどさ。
八木さやちゃんの話を聞いてたら、
いろいろあっていいんだって思ったんだ。
ずっと続けていかなくちゃ、とか
何か一つに絞ってやらなくちゃ、とか
気にしなくていいんだ。
今、やりたいこと、興味ある事を
やっていいんだって
やっと、わかった。
今まで、さんざんいろいろな人が
同じこと言ってるのにね。
聞いてるようで、頭で理解しているようで、
全然自分で肚落ちしてなかったんだな。
ブログ書き始めたら、
書いてない時も自分への問いかけが
自然と変わってきてる気がする。
いままで自分と向き合うとか
ほんと、嫌だったけど、
今回はいろいろと、気づくことが多いな。
不思議な気分だ。
今は、映画「ヘアスプレー」の女の子たちが
着てるようなワンピースほしいなー