今日親友のご実家に行ってお線香上げてきました。
可愛らしい綺麗な写真が飾ってあって、周りにはお花がキレイに飾ってありました。
お父さん、お母さんが出迎えてくださり、
来てくれてありがとうございましたと何度も頭を下げてくださいました。
お線香上げながら暫く涙が止まらず、やっぱり悲しくて、寂しくて、この現実が事実である事を受け入れられなくて、涙が出ました。
最後の手紙を持って来たのでお渡しして読んで貰いました。
私も同じ病気で、回復してるから大丈夫!大丈夫!と、励ますことしか出来なくて、
けれど親友は生きることを精一杯駆け抜けていきました。
癌が再発して、余命三ヶ月と言われた事、
どんな気持ちで受け止めていたのか、
日記を見せて貰いました。
1人でベッドの上で泣いた事、家族にありがとうという言葉を遺していったこと、一分一秒を大事に生きれるという事がどんなに有難い事なのか、自分の事の様に感じることが出来ました。
最期まで迷惑かけない様に、人の事を心配して考えて、ホスピスに入ってからは最期の時はもう目が覚めなくても良い様にと、自分でお医者さんにそういう薬を使って下さいと言ってたそうで、話を聞いてまたとめど無く涙が溢れてきました。
最期の時は、呼吸器を外し、お父さんお母さんに
「ありがとう」
という言葉を伝えた後、両親に看取られてスーッと息を引き取ったんだと聞きました。
安らかな綺麗な顔になったよと。。。
私がもし彼女と同じ立場にあったら、同じように周りの事を心配して迷惑かけない様に出来ただろうか、むしろ絶対出来ないでしょう、どれほど愛情に溢れた人だったのかと思うと、神様なんてもんは信じられない。
なぜ彼女の様な素晴らしい人を生かしてくれないのか??
ずっと涙が溢れて止まらなくて、写真や甥っ子姪っ子が描いた絵が、滲んでよく見えなかった。
私の頭には彼女の生き生きとした笑顔が今も残っていて、最期に会ったのは去年の入院してる時だったけど、明るく元気な姿が、笑顔がずっとずっと残っています。
私も気持ちの整理がつきません。
だけど、ともに、一緒に新しい景色を、時間を、彼女の真心を抱いて生きることはできるから。
ずっとこれからも彼女は親友です。