ちょっとコンビニで飲み物でも。


いつものコーヒーを買って、一緒に行った友達を見ると悩んでいる。


きのこの山と、たけのこの里、どっちを買おうかと。


はっきりいって、どっちでもいいじゃん。


という気持ちになるが、相手は真剣だ。


「外にいるね」と声をかけ、待っていたら、


出てきたので、持っているお菓子を見てみると、


きのこの山でも、たけのこの里でもなかった。


なんだかよくわからない、印象に残らない、だから書けないんだけど、知らないやつだった。


「えっ、なんで? なんでこれなの?」


「うん、なんとなく。」


なんとなくが、トリッキーすぎる。


何で悩んでいたのだろう?


そんなことはどうでもいい。


いつもと同じコーヒーを飲みながら、


その縛られない発想に、ちょっとだけ嫉妬してしまうのだ。