今日もFTW当日レポを続けます。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
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2009年2月21日(土) 17:15
溢れる想いを胸に・・
会場ピアチェーレを後にした私達。
続いて両親も退場です。
そして・・・
私達の背後で、
ピアチェーレの扉は音もなく閉じられました。
終わったのですね・・
でも、不思議・・悲しくないわ・・。
むしろ、今、
満たされた想いでいっぱいよ・・・
ふぅ・・
じぇえらはそっと深呼吸。
大勢の方々の視線からようやく開放された
安堵感。
扉が閉まってしまったことへの
脱力感。
けれど、まだまだ張り詰めている
緊張感。
そんないろいろな想いが入り混じり、
溢れて行きました。
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扉の中で、
静かにBGMが切り替わります。
扉の外に立っている私達の耳にも、
何度も聴いたあの曲は・・しっかりと届いていました。
SEA OF DREAMS・・・
それは、エンドロールの始まり。
すでに自分達の居ない会場で、
皆様は今、
どのような様子でいらっしゃるのでしょう・・。
スクリーン、見てくださるかな・・。
良いお式だった・・と、
振り返ってくださるかな・・。
扉の外で湧き上がった不安は、
後日、
残された「映像」が、綺麗に取り去ってくれました。
では、
扉の中を少し覗いてみましょうか・・
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100名のゲストは、身を乗り出し、
ある一点を見つめていらっしゃいます。
視線の先は、
会場左角に設置されたスクリーン・・。
流されているのは、外注したエンドロールです
皆様への感謝を込めて、
お一人ずつのお名前とともに、
持ちうる限りのゲストのお写真を映し出しました。
懐かしい写真を見つめてくださる皆様のお顔は
どなたも、うれしそうに輝いています
お名前の他には、
グループごとに一言ずつ・・感謝の言葉を添えました。
主賓・・
恩師・・
同僚・・
友人・・
親族・・
そして・・
シルクロードガーデンの個室で行った
両家顔合わせのお写真とともに・・
すでに一緒に退場している両親へも、
感謝の想いを残しました。
そして、最後に・・・
「Special Thanks」として、
担当Mさん(仮)、司会者Dさん(仮)、
そして・・
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
キャストの皆様への想いを・・。
この一枚に感謝を込めて・・・。
一緒にこの日を作り上げてくださった担当さん
けれど、担当さんのお仕事はそこまで・・。
当日、
この会場内に立ち入ることは出来ないのだそうです
それを知ったときから、
絶対に載せたかった一枚、伝えたかった一言です。
この方がいてこその今。
感謝の気持ちをいつまでもいつまでも、
絶対に忘れたくはなかったから・・。
当日、Mさんがこの映像を見ることはありません。
この先、Mさんがこのことを知ることもないでしょう。
けれど、どうしても残したかった気持ちでした。
Mさん、
おかげさまで、最高の一日になりました・・。
本当にありがとう・・
そして、司会のDさん・・。
楽しい打合せ、そして、素敵な司会をありがとうございました
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後日談・・・。
アルバムをお見せしに、サローネを訪ねた際のこと・・。
Mさんからこんなことを言われました
「司会のDから、聞きました。
『エンドロールにお前も登場していたぞ』と。
私のことまで載せてくださったと聞き、
驚きましたが、とてもうれしかったです。
本当にありがとうございました」
じゅえらの気持ち・・
こんな形で伝わっていたんだね・・。
Dさん、伝えてくださって、ありがとう・・
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さて・・
会場内でエンドロールが流されている頃、
扉の外では・・
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「それでは、皆様並んでいただきまして、
ご一緒にお写真をお撮りしましょう」
夕暮れ時の静かなロビーに
明るいカメラマン I さんの声が響いています。
パシャ
母達が大事に抱えていたのは、ウエイトドール。
父達の胸に輝いていたのは、私達からのブートニア。
私の元にも、両親の元へも、
素敵な素敵なお写真が残されました。
介添えさんへブーケを預け、最後の身支度を整えます・・。
そして、じゅえらの手には・・、
ブーケの代わりに、プチギフトの入れられた籠が
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浅草橋の「シモジマ」さん
結婚が決まってからというもの、何度通ったことでしょう。
席札、席辞表、プチギフト・・・
何を買うにも100個以上というまとまった数が必要でした。
問屋さんだけに在庫は豊富でしたが、
ときには数が揃わないことも・・。
折りしも・・私のときには
一時的にミッキーソープがメーカー在庫切れ・・。
再入荷も未定の状態でしたので、
全てが揃ったときには、とにかくうれしくて・・。
気に入ったこの品を皆様にお渡しできることが、
いつしか・・、もう一つの喜びとなりました。
どうか、ご自宅に帰られても
このミッキーソープが夢を届けてくれますように・・。
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さて、
準備が整い、耳を済ませていると・・
漏れ聞こえてくるのは、Sea of Dreamsのラスト・・・
Sailing free on a sea of dreams・・
「おぉぉ~!!!!」
それは突然のことでした・・。
会場内から歓声が沸き起こったのです。
バンケットロビーに居た誰もが、
思わず扉口を見つめてしまったほどに、
大きな大きな歓声でした。
「じゅえらさん、何があったんでしょ・・」
それは・・、
最後の最後に載せた一枚。
ゲストの皆様へはまだお披露目をしていなかった
こちらの一枚への反応だったのです
「おぉぉ~。」
皆様のそんな反応が、ただただうれしかった私です。
「ダァ君、きっとね、
和装のお写真を見ての歓声よ」
「ほぉ。
あれですか」
「うん驚いてもらえてよかったね。」
「ほぉ。」
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「もう一回!」
エンドロールが終わると・・
ゲストの方からそんな声が飛び出していました。
よかった・・。
自分で手作りする時間はなかったけれど、
データを作り・・写真を選び・・、曲選びに費やした時間。
それら全てが喜びに変わった瞬間でした
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「ご新郎様、ご新婦様、
そろそろ扉が開きますので、その前に・・」
そうですね・・。
もうすぐゲストの皆様が退場されてきますね・・。
それは私達に残された最後の大仕事。
パシャ
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BGMはCIRCLE OF LIFE。
初めて二人で観にいった「ライオンキング」。
ダァ君との思い出の一曲を選びました。
生命の不思議・・
大きな力を感じさせるこの大好きな曲に乗せて、
一番最初のゲストの退場です。
Mちゃん、K君、双子ちゃん・・
K君、何色のミッキーがいい?」
「わ~ミッキーの形してる~。
いい匂い・・・。」
うふふ。喜んでいただけてよかった
「お祖母様・・今日は遠いところを
本当にありがとうございました。」
「ありがとう・・
こんなに楽しい結婚式は初めて。長生きしてよかった・・。
孫をどうか、どうかよろしく頼みますね」
握り締められ、握り返したその掌は、
とてもとてもあたたかかった・・
ディズニーでの挙式であること。
キャラクターウェルカム、そしてアウグーリ・・。
私にとって、
誰よりも年長である義祖母の反応が、
この日一番、不安だったのかもしれません。
だからこそ、
この場でかけて頂いたこの言葉に、
心底ほっとし、また、心からうれしく思いました。
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それは、お見送りをしながらでも、
しっかりと私の耳に響いていました。
今流されているのはSwept Away。
2008年4月5日・・
ミラコスタのお部屋でこの曲を聴きました。
突然のプロポーズに、泣きながら・・
お開きのときではありますが、
これは私達にとっての始まりの曲。
使うことができてよかった・・。
「今日はありがとうございました。」
「すっごく楽しかったよ・・・」
「ずっとずっとご主人と仲良くね。」
「とっても綺麗だったわよ。
お人形さんみたいだったわ」
まぁ・・先生ったら
私、ちゃんとディズニーマジックに、かかっていましたか?
「そのドレス、すっごく素敵だよ。
さっきも言ったけれど、その色がまた、
本当にじゅえらちゃんに似合っているんだ」
いつも優しい I さん・・
先程も褒めてくださって、今また褒めてくださる・・。
このドレスを着られて本当によかった・・・
「夢のような時間だったよ~、ありがとう!」
「お料理もとってもおいしかったよ。」
喜んでいただけてよかったです・・。
「はい」
「もう~。じゅえらちゃんったら・・泣かせるんだから。
娘は授からなかったはずなのに、俺の夢、
叶っちゃったよ。 本当にありがとうな」
「高砂の感じも、
お花の色も、すごくよかったです」
それは、
男性の方から頂いたお褒めの言葉でした。
オレンジは、ダァ君が拘った色。
同じく男性にも好印象だったのでしょうか。
良かったね・・ダァ君
こんなところで結婚式ができて、うらやましいよ~」
ありがとうございます・・。
ミラコスタでのFTWは、私の長い長い夢でした・・
感謝しています。
そして、いつまでも、
覚えていた下さったなら幸せです・・。
「お幸せにね。本当におめでとう・・。」
あぁぁ・・皆様・・・ありがとう・・。
たくさんの方から、
書ききれないほどにたくさんのお言葉を頂戴しました。
掌から掌へ・・・プチギフトを手渡しながら、
間違いなく存在することを私は感じていました。
「ありがとうございました・・」
LOVE WILL FIND A WAYへ・・
一度も急がされることもなく、また、
ゲストの皆様も静かにその順番を待っていて下さいました。
けれど、
ついに最後のゲストをお迎えすることになります。
最後のゲストはね・・、
かわいいかわいい姪っ子ちゃんでした。
お待たせしてしまってごめんね・・。
今日は、ありがとう・・
「にぃに・・ねぇね、おめ~と・・」
「ありがとう
ねぇね、○ちゃんに全部のミッキーあげちゃうよ。」
「ミッキー
こんなにかわいらしい声が聞けたならもう充分です・・・。
かわいい天使・・喜びをありがとう。
幼いあなたの中に、今日の出来事が、
たとえ小さな欠片としてであっても、
残ってくれたらうれしいな・・。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
扉が閉まる前、ずっと鳴り響いていたBGMは・・
これは・・最後の最後に流してほしい・・、
そんな気持ちで選んでいた曲でした。
「Parkに遊びに来た気持ちで、
今日の披露宴を楽しんでもらいたい。」
それが私達の願い。
Parkに入場してすぐ、その耳に届くAquasphereの曲は、
絶対に入れたいものでした。
けれど、終わりのときに、なぜ「Plaza ~ Day」 を?
そう思われるでしょうね・・。
それは・・・私にとって、
楽しいParkでの時間。
けれど、夕暮れ時になり、切り替わるBGMに、
私はこれまで何度泣きそうになったことでしょう。
「帰らなくてはいけないんだ・・」
と・・。
「Plaza ~ Night」 は、きっと、
終わってしまうこのときの私をきっときっと弱くする・・
だから・・、
Parkのゲートを抜けた瞬間のあの喜びを・・
ワクワクするようなあの喜びを・・
FTWが終わる「このとき」は、じゅえらの幸せの始まり。
どんなときも、今の胸の高鳴りを・・ずっとずっと
胸いっぱいにしておけますように・・。
ピアチェーレの扉が閉められた後も・・
バンケット前はたくさんのゲストで賑わっていました。
みんな「今」というときを惜しみ・・、
何度も何度も集まってきてくださるのです。
お友だちとのお写真も、家族とのお写真も、
幸せな笑顔が揺れました。
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楽しい撮影会をしていると・・司会のDさんの姿が・・・。
「○○さん、じゅえらさん
本日は本当におめでとうございました」
Dさんの笑顔を見た瞬間、
心から安心している自分がいました。
そして、じゅえらは、この日初めてDさんとお話をしました。
「Dさん、今日は素敵な司会をありがとうございました。
おかげさまで、とっても素晴らしい披露宴になりました」
Dさんは、満面の笑みで、微笑み返してくれました。
さぁ、一緒に撮影を・・。
すると、
主賓の方や、会社の同僚の方が・・乱入
せっかくですので、みんなで・・一枚。
そして、改めて・・三人で一枚。
Dさん、
本当に本当にありがとうございました。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
介添えさんSさんから、
「ご新郎様・ご新婦さま、そろそろ・・・」
そんなお声がかかりました。
そうですね・・。
いつまでもこうしてはいるわけにはいきませんね・・。
未だロビーから離れることなく、
私達を見守ってくださっていた方々へ、
最後のご挨拶です。
「おめでとう、アモ~レ~」
「アモ~レ~」
たくさんのアモーレに見送られながら、
私達は、幸せいっぱいに
バンケットホールを後にしました。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
介添えさんSさん
「ご新郎様、ご新婦さま
この後、ロケーション撮影へと参ります。
ですが、その前に・・
実は、大変申し訳ないことが・・」「・・??」
ダァ君、
かまわないわよね・・。
ほ
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
つ・づ・く・・
文字数との戦いの末、
このような形で持ち越しますことをお許しくださいませ。
恐らく・・恐らく・・
次回が最後のFTWレポとなります。
書き終えるのがいつになるか・・
それすらわかりませんが、
どうかお待ちいただけたらと思います・・。
いつもありがとう・・。
感謝を込めて・・
じゅえら