教育の編集―原稿を印刷したりPFにして送ったり    2024,2,6ブログ

 このところ毎日のように雑誌教育の編集作業をしている。慣れない仕事で四苦八苦しながら。

「そんなことで困っているの?」

 と、若い仲間や多くの友人たちに笑われそうだけどね。

でも印刷した原稿に直しを入れて一旦PⅮFに取り込む作業など、最近やっとぼくにもできるようになったくらいだから…。

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 教育4月号の特集Ⅰは、1月の上旬に原稿をいただき編集部に送った。旬報社のAさんがその原稿を雑誌掲載用の初校として送って下さった。

この企画と内容は、尊敬する友人たちと進めた。執筆者も皆さんから紹介していただいた。

 

 話は、初稿前に戻るけれど、執筆者から原稿が送られてきたとき、まずぼくはそれを読む。内容を確認し、依頼した文字数(23×依頼したページの行数)になっているか行を数える。ここは結構重要な仕事。

1行を40字で送って下さる方もいるので、それを23文字設定に直す。1文字ずつの空間が空いている場合は、文字空間をつめて読みやすくする。行が依頼した文字数よりはみ出している場合は連絡をいれて調整してもらい、再度送ってもらう。

 

 さて、旬報社のAさんから送られてきた初校をどうするか?

 パソコンのメール欄に添付された初校を1つひとつ開いて確認。依頼したページをはみ出していると、執筆者に連絡して修正(校正)してもらわなければならない。

 編集作業において初稿をこのように執筆者とやりとりするのは当たり前のこと! 

 実は、この作業があって、よい文章や論文ができていくんだろうけどね。しかし、慣れないこうした仕事をするぼくのような人間にとってはなかなかこの骨の折れること。

 初校でページ数にピタリと入っている方などいると感謝感謝だ!

 

 1月下旬、4月号特集Ⅰに掲載する8本の論文初校をすべての執筆者に送った。行数チェックや内容及び文章の校正をしていただく。この初校の戻しが改めてぼくのメール欄に入ってくる。

 ここで再びぼくの作業が始まる。

 メールに書き込まれている直しの部分を、ぼくが初校に赤字で書き込んでPⅮFにして再び編集部に送る。直しをPⅮFにして送ってくれる方がいたら助かるんだけれど…無理はお願いできない。

 ぼくのパソコンでは直しのページを1枚ずつPⅮFにしないといけないので、1人の論文について4枚くらいPⅮFにして添付し送り返す作業がある。ここは間違えないように慎重に仕事しないとね。

 

 まあ、こんなことで1月の下旬からずっとこうした作業を続けている。メール欄に初校戻りがあるとまずは「よし!」と心の中でこぶしを握り「あと一歩だ!」と自分を励ましている。

 

 ところで、今週の編集委員会には、8月号の特集の『頭出し』をしなければならない。やれやれ、ぼくにできるのかしら…ね。

 でもなあ、こういう仕事をずっと続けていらっしゃる方々がいるんだから。頭が下がるよ。