鳥取の高校教師・Sさんと連絡が取れた。まだお会いしたことはない。

メールを交換し、雑誌『教育』の企画『毎日がチャレンジ』の執筆依頼をする。快諾してくださる。うれしい。


 日本の各地で若い仲間たちが、子どもと真っ直ぐに向かい合い、日々の教育活動を進めている。

 今日もまた、うれしいこと、思わず笑い出しちゃうこと、ちょっと心配なこと、いろいろあるだろうな。それを全身で受け止めて、また明日の実践を切り拓いていく。そんなことを考えると、すごいことだなと思う。そんな、若者たちみんなに雑誌に登場していただきたいなと思う。


 ぼくは、この企画の担当になって、若い仲間たちと連絡をとるのが楽しい。

「ああ、またここに熱い思いをもって子どもと生きる仲間がいる。心躍るできごとがあるだろうな。どんなエピソードを聞かせてもらえるだろうか」と。


 4月は、福岡県のAさん、5月は静岡県のBさん、6月は埼玉県のCさん、7月は北海道の藤澤さん、そして8月は大阪の川渕さん…というように。

 9月号は、4月の講演で出会った宮城の養護教諭Dさんにお願いした。実は、こんなふうに講演でその土地を訪れたとき、キラキラと輝く若い仲間を見つけると、ぼくの頭はすぐ「あっ、この方に原稿を書いてもらう」と考える。

 昨年の6月号に登場していただいた高知の内海さんもそんな出会いだった。


 10月号に登場した広島の中学教師・井上さんは、佐藤博さんが広島で講演したことから紹介していただいた。久冨先生が、広島でお話をされる機会があり、広島の若者の雑誌への登場を、広島の仲間たちがすごく喜んでくださっていたと聞いた。うれしい。


 さて、11月号は、千葉で今年初めて教師になったYさんに執筆していただいた。10月10日頃発売。楽しみに読んでいただきたい。

 12月号は、教師2年目のMさんにお願いした。そして来年の1月号が鳥取のSさんとなる。

 次から次へと追われるように執筆者をみつけてお願いする。大変だけれど、でも凄く楽しい仕事だなと思う。