ここ数日、ゼミ生の書いた卒業論文を読み続けている。

 鉛筆と付箋紙を手に持ってコツコツと読み進める。


 「テーマとしっかり向かい合い、持てる力を精一杯発揮し、格闘している…」

 そんな熱い思いが、文章全体から伝わってくるとうれしい。

 大学時代をどのように生き、自己の中に何を学び取っていったか…、それが問われている。

   

 昨日は、朝から卒論を読み続けて疲れたので、外で昼を食べる。駅前にあるデパートにより、吹き抜けのレストランに行った。

 店内は月曜日にもかかわらず女性客でいっぱいだ。


 窓際のガラスの丸テーブルに座って、ホタテとジャガイモ、それからブロッコリーの入りのパスタを注文。クリーム味。これにコーヒーをつけて。

 

 再び、卒業論文を取り出して読む。シャープと付箋紙は持ってきた。ぼくだけにわかる文字で簡単なメモを書きいれる。


 サラダとパンがやってきた。そして、しばらくしパスタがやってきた。一旦ここで仕事は停止。ホタテもジャガイモもサイコロ目に切られていておいしい。コーヒーはけっこう苦いから砂糖とミルクを入れた。

 再び集中。


 31日には、ゼミ内で卒論発表会。コース全体の発表会は2月11日。

 今日もまた、朝から卒論を読んだ。


 1時過ぎに残り物のカレーを食べる。

 それから、岩波ジュニア新書『悲しみを生きる力に ―被害者遺族からあなたへ』(入江杏著)を読む。

 入江さんは、「世田谷一家殺害事件」の被害者家族の一人。妹さんが二人の子どもたちのお母さんで壁を接して二家族が仲良く暮らしていた。

 知らなかった多くのことを知り、事件のことだけでなく『悲しみを生きることの意味』について様々なことを考えさせられた。