いただいた年賀状の中に、教師1年目、2年目の若い仲間たちがいる。

 どんなことを考えて過ごしてきたのだろうか。

 幾人かのお手紙から、その一部を紹介させていただく。

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 私は、今年度も3年生の担任をしています。大学時代に思い描いていた先生になれているのか自問しながら日々子どもたちと向き合っています。都留や東京に行きたい!と思っているのですが行くことができないので今年こそと思っています。   Aさん


 お元気ですか。昨年は卒業後に先生の顔を見るたびに勇気とパワーをいただきました。“子どもが好き”だけでやっていける仕事ではないと感じた一年でした。…。  Bさん


 お元気ですか。私は二学期は何かと辛いことが多く、やっと冬休みを迎えた感じです。また先生やゼミのみんなに会いたいです。…。  Cさん


 長いなと思った二学期は嵐のようにすぎていきました。でも、1学期よりも楽しく元気にやっています。毎日悩んだり困ることもありますが、子どもたちに支えられています。…。   Dさん


 なんとか元気に頑張っています。先生はお変わりありませんか。

 「こんなとき、山﨑先生だったらどうするのかな?」

と、考えることがよくあります。

 この1年も心臓にグサグサ突きささるようなことがたくさんありましたが、子どもたちの笑顔を見ると元気になれるんです。手はかかるけどかわいい子どもたちです。…。    Eさん


 …。子どもを注意して嫌われるということもありました。“先生”って辛いこといっぱです。毎日、胃が痛いです。でも、生徒と話すことは大好きです。とっても楽しい。来年は、泣く3:笑う7にしたいです。…。    Fさん


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 それぞれが、教師という仕事の深い意味と向かい、自分らしく捉えなおそうとしている。大きな大きな前進への一歩だと思う。

 Fさんの言葉『泣く3:笑う7』を読んで、これはみんなの気持ちだろうなと思った。笑う7があったらすごいよね。

 ぼくなど、辛く困難な日々には一週間に数回ぐらいしか笑っていなかったのではないだろうか。でも、必ずそれを乗り越える日がやってくる!