学校教育基礎論。今日は、ゲスト講師に霜村三二さんを迎えた。

 東北、北海道、沖縄…と精力的に旅をしている霜村さん。

 こんなに飛び回っていて都留の授業をちゃんと覚えていてくれるかなと心配して(いや、まったく心配していなかったというのが本音)いたけど、メールが入る。

 「いま本部棟の1階にいます。レジメの印刷をしたいけど…」

 「わかった。いますぐ行きます」

 

 都留は朝から小雨が降り続いている。この雨の中を重い荷を引きずってやってきてくれた。急いで迎えに出る。大日方さんもいらした。

 

 すぐに印刷をしてゼミ室でちょっと一休み。ぼくのゼミ生がお茶を入れてくれた。霜村さんは3限の授業をして4限には佐藤先生のゼミに行った。忙しい。

 ぼくは3限は自分のゼミ、そして4限は臨床教育学コースのSAT-Cのカンファレンス。 それから5限で霜村さんと合流。240人の授業。


 学生たちがこの授業を楽しみにしていてくれる。教師になるっていいなあと、憧れを感じてくれたらうれしい。

 たっぷりとお話をしてもらい授業をおえると、外は真っ暗。雨は先ほどより少し強い。雨粒が校舎の街灯に照らされて、暗闇から現われては消えていく。


 大月まで佐藤ゼミのTさんに車で送ってもらい、レストランと居酒屋によった。8時半過ぎ、特急『かいじ』新宿行きに乗る。霜村さんが珍しく車中で眠っている。忙しい中を来てくれたことに感謝。