『木村裁判を支援する会・東京』よりニュースレター・第5号が届けられた。
次のような書き出しで…。
「7月19日、画期的な高裁判決が出されました。故木村百合子さんの公務災害を認めなかった地公災の措置を取り消す判決です」
この支援に中心的にかかわってきた『学びをつくる会』の大谷猛夫さんが奮闘してニュースレターを作成してくださった。
10月6日、浜松で報告集会がなされ、東京からは久冨さんをはじめ何人かが参加されたとのこと。ご苦労様でした。
ニュースレターを読むと、木村百合子さんのご両親や、弁護団、支援する会が、静岡県教育委員会を訪れ、安倍教育長と面接し、要望書を提出したことが書かれている。教育長はきちんと対応して下さり、「要望を重く受け止める」という趣旨の発言をされたという。
木村さんが亡くなったことは本当に残念で悔しいことだけれど、裁判を闘い勝利するまでみなんで頑張ってきたことが、一つの大きな力となったことを深く胸に刻みたい。
ニュースレターは最後に次のように書いています。
「これで『木村裁判を支援する会・東京』を解散します。…略。会の活動は終了し、解散しますが、学校が真に子どもと教師にとって明るいものにしていくための努力を皆さんとともにすすめたいと思います」と。
この気持ちは私もかわりません。
ニュースレターの中で、霜村三二さんも『ぼくは「支援」し続ける』とひとまとまりの文章を書いています。
9月以降も、私のところに幾人かから教室や学校現場での苦難の様子が伝えられ、相談も寄せられています。若い教師が自ら命を絶つようなことは絶対にあってはなりません。いま、苦しんでいる方がいらしたらすぐ連絡を入れてください。学びをつくる会のメンバーが必ず、あなたの声を聴いてくれますから。