若い教師たちと力を合わせて作った本が、旬報社から27日に出版される。

 本の名前は、『教師のしごと -泣いて、笑って、ちょっぴり元気』

 今ぼくの手元に出版社から何冊か送られてきた。店頭に出る日も近い。

 岩辺先生が、ブログにその写真を掲載してくださった。感謝です。ぜひ、そちら見てください。

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 この本の出版のきっかけは、佐藤博さんと久富先生が、高文研から『新採教師はなぜ追いつめられたのか』を出版されて、今度は新採教師たちを励ます本をつくりたいと思ったこと。

 もう一つは、若い教師たちが、すでに学校で、彼らの素敵なアイデアあふれる実践を展開し始めているのではないか。それなら、そんな声を集めてみたいと思ったこと。

 そうしたわけで、企画をねり、アンケートをつくり、知り合いの若い教師たちに協力を依頼した。細かいアンケートにも関わらず、たくさんの人たちがアンケートに答えてくれた。

 そこには、日々の実践の工夫や、辛いこと、ストレス解消の手立て、学校現場に『これがなかったらいいのにな』なんてことも。若い仲間が、コーヒーを飲みながらおしゃべりするときに語られるような内容も紹介している。

 「ああ、これはぼくが大切にしていることと同じだ」「へえ、こんなことしているの。それだったら私もできるな」…、そんな思いを抱いていただけると思う。

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 教育書の売れ行きが厳しい時代。だから、多くのみなさんに本を手渡すことができないのが申し訳ない。

 書店で購入していただけるとうれしい。若い仲間たちの学習会で使っていただいたり、学校の若い仲間の教師に本を紹介をしてくださるとうれしい。