朝から、原稿に向かっていた。雑誌『教育』5月号の特集Ⅰを担当している。

 来週は土曜日に『学びをつくる会』があるし、日曜日は教科研大会のぼくが担当する実務について集まりがある。

 少しでも進めておこうと思った。なんとか8割くらい書き終える。

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 ポストをのぞくと4月号から雑誌『教育』を編集してくれる『かもがわ出版』のWさんから校正ゲラが届いていた。中を開けるとぼくが担当する4月号の連載記事2本が入っていた。

 1本は『子どもの風景』、これは今回はぼくが書いた。そしてもう1本は『毎日がチャレンジ』(だったかな…?)。これは新採から5年目くらいの教師に書いてもらう企画。

 第一回は、今年教師になったTさんに書いてもらった。ゲラを読みながら、この企画をずっと成功させたいなと思った。

 紙面は、どちらも3段組で、楽しくて読みやすい。うれしくなった。こんなふうに編集してほしいと思っていたからだ。

 第二回の執筆者のFさんからすでに5月号の原稿をいただいている。

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 雑誌『教育』は4月号からリニューアルする。

 ちょっと表紙も変わって手に取って読みたくなります。なんて…。宣伝ですけど。ぜひ、みなさん、読者になってほしいです。

                                  

 冬休みに読み終えた本で、鷲田清一の『だれのための仕事ー労働vs余暇を超えて』(講談社学術文庫)は面白かった。労働のところをしばしば「教育」と読み替えたりして考えながら読んで、子どもの遊びや余暇についても考えさせられた。

 同じような、今という時代を考える本として、『経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか』(C.ダグラス・ラミス著、平凡社ライブラリー)がある。これは昨年の秋に読んだのだけれど…。日本がタイタニックのように氷山が先にあることはわかっているのに突き進む危うさの指摘と経済成長論への批判がよかった。