桜町小学校の吉澤先生の授業見学会があった。

 『小さな学びの場』は、友人の田所恭介さんがほとんど企画してくれている。それを事務局担当の加藤さんが、受け止め、いろいろな仲間に知らせてくれているのがうれしい。

 今日は、桜町小学校の学校公開日。

 サザエさん通りを10分ほどあるくと246号線に出る。道路を渡って住宅地に入ると学校の建物が見えてくる。

 今日は、日差しが雲に隠れて寒い。校庭で子どもたちが体育をしている。

 寒いだろうなと思ってみていたら、吉澤先生のクラスの授業だった。

 校庭のトラックを10周、自己のペースをみつけて走る課題に取り組んでいた。

 二人一組で、タイムを記録しながら、走る続ける体と対話している。6年生の時期から、自分のペースで走り続けることの楽しさを学ぶことができるだろうな、と思った。

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 吉澤潤先生は、体育同志会で活躍されている。さまざまな学びに対し貪欲だ。そして疲れをしらないパワーを持っている。

 参観に川崎や東京の若い教師たちと都留の学生たちが何人か来ていた。みんな大学の授業で顔を知っている仲間たち。

 ゼミのSさんもいて元気な様子にほっとする。

 授業を見学できるってこんなチャンスはない。朝早く都留を出てきたのだろう。ここにも未来の教師にむかって貪欲に学ぼうとする若者たちがいる。

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 午後から、ランチルームをお借りして交流会。その後、2時から5時まで川端先生の『文学の授業づくり』のお話を聞く。子どもたちが詩を学びながら、自分たちの学びの世界を広げていくところが素敵だ。国語の授業を楽しく進めるには、それなりの学びの体験が必要となる。燃えるような川端先生の授業づくりへの挑戦を、若い仲間たちは胸を熱くして受け止めていたように思う。

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 終わって、時間のある仲間たちで桜新町の駅前の居酒屋による。勿論、遠い仲間たちは帰って行ったけれど。帰宅8時半。