学校の3学期。

 子どもたちと共に生きる日々の始まりです。新しい年を迎え、何か期するものを感じながら子どもたちはやってくる…。そんな気がします。

 「ああ、また忙しい日々が始まる!」

 仕事は山ほどあるし、気にかかる子どもたちもいて心休まることもないかもしれませんが、久しぶりに教室で子どもたちと出会うと、何だかうれしくなるから不思議です。子どもたちも、冬休みの出来事を「先生や友だちに話したい」と胸を躍らせているのではないでしょうか。

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 第20回の『学びをつくる会』の全体集会を1月21日(土)に行います。詳しくは『学びをつくる会』のホームページを見ていただければよいのですが、ここでも簡単に紹介します。

 今回の全体講演は朝日新聞編集委員の氏岡真弓さんです。午前10時からの講演です。ぜひ池袋の生活産業プラザにおいでください。

 若い教師の困難をいち早く新聞紙上でとりあげ問題提起をしてくださった方です。

 最近も『教師』のシリーズ連載の中心となり、岩波から『いま、先生は』の本も出版されました。

 教育、子ども、学校にかかわる様々な問題を、現場に即して丁寧に聞き取り、危機を克服し希望のありかをさぐる取り組みをされています。

 大震災についても現地に入り、子どもたちのありようや教師、学校の姿を追い続けています。そうした日々のお話を聞くことができます。

 友達を誘ってぜひご参加ください。

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 当日の午後は、『学力・授業』と『子ども理解』の連続する分科会があります。学びあい、語り合い、新しい一年のスタートをきりましょう。みなさんと出会えるのを楽しみにしています。

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 もう一つのお知らせ。

1月14日(土)には『教育&社会科実践ゼミ』を実施します。

場所は世田谷区桜町小学校です。

午前中の3・4時間目、希望される方は吉澤先生の授業が見学できます。学校公開です。

昼を食べながら吉澤先生の授業を中心にお話を聞いたりして、午後の2時から会を始めます。ここでは、川端先生の実践報告を聞き、語り合います。