二日続けて、昔の教え子たちから手紙が来た。
1枚はニューヨークからの航空便…。
これはMちゃんからのクリスマス&ニューイヤーカード。
数年前にアメリカに行ってから毎年のようにお便りをいただいている。
『9月から中学生になりました。テストなど山ほどあり大変ですが頑張っています…。』
カードには大きくなった彼女の写真がついている。大きくなったね。
明日、日本のカードを買って返事を出してあげなくては。
ぼくの手紙はいつ付くのだろうな。
教室の日々を覚えていてくれることがうれしい。
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もう1枚は、5年生になったFさんからの手紙。
そこには、こんな文章が書かれている。
『最近、先生が毎週書いてくれた「なかよしいっぱい」をハッと思い出して久しぶりに読みました。すると、三年生のとき、授業でやったことがよみがえってきました。自分は、この授業でこんなことを考えを持っていたんだなということを、なつかしく思い出しながらじっくり読んでしまいました。…』
文章は、5年生になってからの日々のことが続く。
冬休みになって、「ハッ」と思い出して昔の学級だよりを読んでくれた。
大切な時間がよみがえってきたという。これもうれしいお便りだ。
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ゼミの学生たちに聞いた。
「君たちは、年賀状って出すの?」
すると3年生のみんなはそろって答えた。
「出しませ~ん!…」
ぼくは、そうだよね、みんな携帯とかメールですぐつながるものねと続けると、「でも」っとみんなは言った。
「先生には出しま~す!」
思わず笑ってしまった。
手書きの年賀状とかお手紙って味わいがあると思うけどね。
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ぼくは、まだ今年の年賀状がまったく書いてない。明日は、少し書き始めよう。