スターバックスで

 午前中の仕事はひと段落、昼食は久しぶりに外で食べることにした。必要書類を鞄に入れてF駅まで歩く。少し汗ばむ。

 紀伊国屋書店により『時間についての十二章』(内山節著)他を購入。それから上階にあるスターバックスコーヒー店へ。ここは、だいぶ前だけれど娘がバイトをしていたので寄りづらかった。今は知る顔はない。

 ぼくが、店の前に立ってメニューを見つめていると、不安そうに見えたのだろう、店員が出てきてやさしく説明してくれた。

「何か食べる物あるかな?」

「あ、それでしたらあちらのケースに並んでいます。店員に申しつけください」

 サンドイッチを頼んだ。

「これはポテトチップが付いてお皿に乗ります」

「うん、それでいいよ」

コーヒーも注文して壁際の席に座る。

               ※

前にパソコン用の電源がついている。ぼくは食事の後、必要書類を出して新たな仕事を2時間ほど続けた。

再び歩く。自宅近くなって頼まれていた買い物を思い出した。パンやさんで一斤を買い求めスライスしてもらう。