食卓に座り込んで

 ここ数日、居間の少し大きめのテーブルに座って仕事をしている。ぼくの書斎(とてもこんな言葉は相応しくないが…)は、東向きの窓に面している。だから太陽が上ると午前中は暑くてたまらない。それで逃げ出してきた。少し仕事をして、少しテレビを見て、いったり来たり。高校生の野球を見ていた。9回2アウトから逆転劇が何度か続いた。驚く。今日も試合終了後、両軍の選手が笑顔で肩をたたきながら健闘をたたえあっていた。気持ちのいい場面を見た。

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 8月の19日から、出かけることが多いので、少し家の中にいて資料を整理したり本を読んだりしている。

 19日は現場教職員への『人事考課』に関する聴き取り。終わって、学びをつくる会の事務局会。

 20日は高崎でTさんの結婚式。

 21日は神奈川学園(横浜駅近辺)で神奈川県民間教育研究団体による夏の教育研究大会。午前中、お話。『子どもをどう受け止め、どう支えていったらよいか』。午後の分科会にも出る。

 24日は千葉大学で日本教育学会の研究大会。田中昌弥先生が中心となったラウンドテーブルがあり、提案者の一人として参加する。内容は『教育学研究におけるナラティブ的探求の意義と可能性』。夕刻からだったか。

 26日は港の教職員組合でお話。

 27日は田所さんと進めている『教育&社会科実践ゼミ―小さな学びの場』。桃井第二小学校で午後3時から。(1時からは田所さんの歴史ミニ講座がありますよ)。それが終わって少し休めるかな。

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 それぞれの夏、みんな大切な仕事や研究、被災地支援のボランティアなど続けていらっしゃるのだろう。しかし、ぼんやりと休んだり旅行などすることも、とても大切なことだ思う。緊張の連続だった心と体を、人間の自然にもどしてあげなければならない。そうでないと、ある日突然、心や体のバランスが崩れるときがある。ぼくは、自分でも気づかない無理を続けていて、こうしたことが幾度かあった。