心ふれ合う友人たちと

 第50回教科研全国大会が終了した。ほっとしている。今年もたくさんの仲間たちや友人たちと出会った。1年、また1年と回を重ねるごとに新しい友を得る。これも素敵なことだ。

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 昼間の分科会だけでなく、夜の飲み会や交流会でも、じっと耳を澄ますと、各地から来た友人たちが、今と言う時代をどう見て、何を考え、何を大切にして生きているかが伝わってくる。刺激される。これが、ぼくの生き方の、自分でも気づかない深いところにあるものと触れて勇気を与えてくれる。忘れていた大切なものに気づかせてくれる。

灯し続けていたちいさな光に、もう一度確かな炎を与えてくれる。

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 昨日は、最後の職場で一緒だった二人の若い仲間も来てくれた。S君とIさんだ。S君は休日のサーフィンで真っ黒になっている。Iさんは相変わらずさわやかな笑顔で。

 S君、分科会の報告すごくよかったよ。ありがとう。

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 そして『若い教師のトーク&トーク』に登場してくれた、Tさん、S君、Yさん、素敵なお話をありがとう。会場の多くのみんなが、あなたたちの辛さや痛みとそれを乗り越えていった勇気と強い意志に感動していました。みんな笑ったり涙したり…。素敵な時間を過ごすことができました。

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 そうだ一昨日は、「午前中だけでも」といって子育て中のKさんやFさんが来てくれた。言葉の教室でがんばるS君も一日参加。若い仲間の教師、H市のFさんは、ぼくのあげた手紙を片手に「こんにちは」とやってきてくれる。千葉のY市のIさんとも出会えた。

 大学の授業でお話をするようになった二年生のSさんも友だちを連れて都留からやってきた。「終わりの集い」で出会ったときはびっくりしたね。ブログを見てくれたんだ。

ボランティアで来てくれた都留の学生さんたち、そして他大学から来てくれたたくさんの学生さんたち、ありがとう。暑い中を受付や道路に立っての道案内、荷物の運搬や会場準備。君たちがまた来年も教科研に集ってくれるとうれしいです。そして、『学びをつくる会』にもね。

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 香川の中尾さんや滋賀の石垣さん、京都の吉益さんたちと出会うと、もう遠慮はいらない。深いところがつながりあっているから互いの健康を気遣うけれど、会話は問題関心にすぐ入っていく。こうした友人が持てることはうれしい。勿論、背後には『子どもと生きる』という大切な哲学や思想が流れている。