雨の池袋で
外に出るまで、外が雨とは気づかなかった。池袋で『学びをつくる会』の学習会。
まだ6時の開会まで30分くらいあるのでジュンク堂によった。社会科学と教育書の棚を見て、何も買わずに会場へ行く。
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きょうは『原発問題をどう教えるか』で大谷さんが話してくれた。都留のT君が一番に来ていて驚いた。6時になるとワッと人があつまってきて会場はいっぱいになる。学びのWAのメンバーや院生のGさんやMさんたちも来た。
大谷さんは電力の発電から、問いと学びを説き起こす。考えてみると知らないことがいっぱいだ。水力発電、ダムづくり、火力発電、それから原子力発電へ。なぜそれが政策となっていったかを歴史を含めて語ってくれた。問題点や課題を整理しながら。そして今後のエネルギー政策を君たちならどうするかと。なるほど、これなら小学生や中学生にも授業化できる。
そして、現在起きている原発災害問題にも触れて…。
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休憩後、滝口さんが『被爆労働ぬきに原発は動かない』と語りながら、中学生と進めてきたこれまでの学びを紹介してくれた。若く29歳にして原発労働者として被爆し亡くなった嶋橋伸之さんについて触れながら。中学生と嶋橋さんのお母さんとの手紙の交流もうまれている。次回、6月は本山明さんが中学生たちと語り合った震災と原発問題を話してくれる。