明治大学でシンポジウム
今日はシンポジウム。教師としての歩みと実践の転機の中でより立った教育学を語らねばならない。これはちょっとぼくには荷の重い仕事。レジメと資料を用意して電車に乗った。
ところが渋谷で忘れ物に気づいた。
「しまった。ICレコーダーを忘れた」
仕方がないのでもう一度戻った。自宅まで。
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神保町の駅を降りて裏通りの静かなレストランに寄った。今日は、たらこスパゲティーにしてホットコーヒーも頼む。レジメを取り出して何を語ろうかと考える。
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明治大学の前にいくと入り口で「山﨑先生!」と呼ぶ声。都留のIさんだった。「わあ、よく来たね」「先生、大変でした。この場所がわからなくて…。でも先生に会えてよかったです」
会場について座っていると、今度はドアの向こうに知った顔だ。何と3年のゼミ生が二人、初参加だ。びっくりした。
「東京のここまでよく来たね」
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シンポジウムが始まって、ぼくは資料を使いながら自分のより立ってきた教育学や子ども観・教育観を語る。1990年代以降の子どもたちの変化をどう見るか等についても…。
今日もまた4時間の学びの場だったけれど、みんなの豊かな討論も聞けてよかった。ゼミの二人には難しかったかもしれないけれど、こんな学びを続けていると、深い質の問いや考えを持つことができますよ。