京都だより

 京都の小学校教師、吉益さんから『かんさい教科研だより』をいただいた。前にも紹介したけれど、吉益さんは、京都や関西で教科研の学習会を続けている。教科研の副委員長だ。

 通信の終わりのページには、彼の編集後記や『読書・映画(DVD)情報』があって楽しい。

「趣味的ですいません」という断り書きがついているけれど…。

 趣味的といったらこのブログも、まったく趣味的で申し訳ない。

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 映画の『DVD』案内は中井貴一主演の『RAILWAYS』。

「会社をやめて電車の運転手になる実在の主人公をテーマにした作品。働くこと、人間の生きがいをさわやかに問う」(吉益さんの言葉)

 これは、ぼくも見た。映画になる前のドキュメントもどこかのテレビで確か見たように思う。転職するときのゴチャゴチャした主人公の内面とかが、無理に描かれていなかったが、何だかそれが良かったような気がする。

 それから『編集後記』には、こんな文章もあった。

「4月から乙訓の教職員組合の委員長をすることに。一人一人を大切にする組合を。みんなの元気が集まる組合に。無理せずぼちぼちと」

 頑張るなあ。びっくりしてしまう。町田支部の宮下聡さんのように、柔軟でしなやかで未組合員や年配者や若い仲間たちをまきこむような、信頼され頼りになる組合がまた一つできていくだろう。