研究会へ

 今日は暑い日になるという。南武線に乗って立川まででかけた。都留の森博俊先生にお誘いを受けて『障害児と教育実践』の研究会に出席した。会場は、女性総合センター。

 立川の駅前は大きなビルが立ち並び、30年前とは随分違った。見当をつけて歩いたのだが、道がわからなくなって近くを歩いていた女性の方に尋ねた。「ごめんなさい。立川の人間ではないのです」

あれあれ。次に子どもづれの若いお母さんに尋ねた。

「その先だと思います。でも、間違えていたらごめんなさい」

 指差す場所は二つ先のビル。あった、あった。

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 五階のきれいな円卓のある部屋で学習を始めた。わたしが報告することになっていて「教室の子どもたちの困難に寄り添いながら」をテーマにした。特別なニーズを持つ子どもたちのいる教室。どのように日々を過ごし、彼らを受け止めながら人間的な学級を育てていくか…。障害児教育にかかわったわけではないし、軽度発達障害についても学習したことがない。そんな、わたしの話を参加者のみなさんは、あたたかく聞いてくださった。

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 1時ごろまで質疑・討論。終わって私は教育科学研究会の編集会議に出席するため早稲田に向かった。久しぶりに長い時間、中央線に乗ってウキウキした。なつかしいのだ。新宿から高田馬場へ出て、地下鉄にのり早稲田へ。6時まで論議したあと近くのお店で飲む。帰りはT先生と渋谷までご一緒する。