暑さの中の二学期が心配

 八月の終わり。明日から新学期が始まる。ああ、でもこうしたつぶやきが、冬休みに長い学校とは別に、日本の各地から消えていく。二学期制とか授業時数の確保とかいいながら…。子どもが子どもとして生きる時間が大人の勝手で奪われていく。

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暑さの中で運動会練習中、熱中症で倒れた小学生のことが新聞に出ていた。35度近い温度の中でもう水泳の授業をやめて、秋の運動会にむけた練習を始めている学校があること、信じられない思いで読んだ。

「それは無理だよ!それは無茶だよ!常識はずれだよ、非人間的だ!」

新聞を読みながら、一人で声を出し怒り出してしまった。

子どもたちも教師たちも、この暑さの中、無理をせず過ごしてほしい。インフルエンザのときと同じくらい、暑さ対策が必要ではないだろうか。

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中3のK君から、私のことを取り上げ、見事に書き終えた夏休みの課題論文が送られてきた。A4用紙9枚におよぶ力作。よくここまで書いたなあと感心する。中学3年生の論文とは思えない。私の大切な宝物の一つとなった。K君、ありがとう!

明日から二日間、ゼミの合宿。河口湖に行く。富士山が美しく雄大に見えるという。楽しみだ。