子どもの本

 スウェーデンの児童文学作家、リンドグレーンの『おもしろ荘の子どもたち』を読んだ。『やかまし村の子どもたち』『やかまし村の春・夏・秋・冬』『やかまし村はにぎやか』など『やかまし村…』シリーズと同じく面白い。小さな子どものあふれ出す思いが、生き生きと描かれている。何だか読んでいると小さな子どもに戻ったみたい。胸がキュンとして幸せになる。

 思い出すと、子ども時代にリンドグレーンを何冊か読んでいた。『名探偵カッレくん』など…。しかし、内容は覚えていない。挿絵は覚えているな。もう一度『さすらいの孤児ラスムス』など読んでみよたいと思った。

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 暑い中、駅前のビルに行って、ウォーキングシューズと本を買った。一冊は子どもの本。カニグズバーグのもの。カニグズバーグは思春期の入り口にさしかかる今日の少年や少女の物語を多く書いている。この時期の子どもの成長や発達について、少し物語から考えてみようと思った。

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 メールを開くと釧路で行った座談会の反訳が送られてきていた。さあ大変! これを座談会の発言や場の雰囲気を壊さないように、決まったページ数にまとめなくてはならない。夕方少し始めて、うなりながらパソコンを閉じる。