採用試験

 20日、都留市の生徒指導部主催の学習会があった。


蓼科の方に行っていたので、昨日の午後、茅野駅から大月に向かい、大学に行った。大学は夏休みで静かだった。

事務棟入り口で4年生のFさんにあう。「先生、一次試験受かりました。明後日二次試験です」「やったね。頑張れ!」と声をかける。

Hさんが勉強をしていて、4時、Tさんがゼミ室に現れる。「授業を見てください」「いいよ」。授業は、S県の採用試験の課題なのだという。私が課題を出すと、Tさんは10分で授業案を考え、私の前で授業を展開する。

言葉も声も、伝わってくるメッセージも温かい。「いいね。子どもたちを包み込み、学びを展開していく力がある。自信を持って試験に臨むといいよ」

6時を過ぎて宿泊場所の富士吉田に向かった。曇り空で富士が見えない。残念。

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学習会は10時から。9時少し前の大月行きの電車に乗り『かせい』駅で下車。生徒指導部のW先生が車で待っていてくれて会場校まで行った。生徒指導部担当の小中の教師の集まりと聞いていたが、若い先生もいらっしゃる。『今日の子どもの心の育ち』を語る。

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終わってまたW先生が駅まで送ってくれた。クマの話をする。「楽山の裏側で一昨年でしたかクマが出たのですよ。ツキノワグマですよ」「えっ…!」息を飲む。「子どもたちに鈴を配ったこともあるのですよ」「う~ん」と唸る。

大月駅で、ゼミ生のS君とばったり。「お昼を付き合ってよ」と言って食事をする。彼はこれからバイトとのこと。

帰宅してメールを確認。Sさんのうれしい報告。

「先生、信じられません。一次試験合格しました。携帯に電話したのですが通じなくて…。明日、明後日と二次試験が続きます!」