家に帰って食べることにした

 7時半起床。新聞を読み、切り抜きを2・3枚。少しテレビを見た後、仕事机に座る。読みたい本や読まなくてはならない本が山積みされているが、さて…と。取り出した本は、ノルウェーの児童文学作家リンドグレーンの『やかまし村』シリーズ。わずか3軒という小さな村の子どもたちの日々の暮らしが書かれている。いいなあと思って読む。やらねばならないことを投げ出して、このまま本の世界に浸りたい。

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 8月の残りの日々をどう過ごすか、予定表に書き込み簡単な計画をたてた。それから、パソコンを開いて昨日頼まれた小さな原稿に取り掛かかる。結局2・3時間かかった。

 昼はどうしよか。冷蔵庫を開けると昨日の残り物がある。これですまそう。テレビをつけると高校野球をやっていた。猫のライラが膝に乗る。少しして飽きたのか跳び下りる。

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 ポストを見にいった。中3のK君の手紙。なつかしい。インタビューの申し入れ。「仕事を愛し誇りを持っている人」を選び、論文を書くとのこと。これまでも何度か、いろいろな中学に行った教え子たちからインタビューされた。うれしい。

 教師3年目のAさんからお手紙。今年は1年生の担任。教師をやっていることが楽しいだろうな。幼い子どもたちに見つめられると、心の中に温かいものがふくれあがってくる。

 I君は6年生だ。「塾の夏期講習が続いていましたが、お盆が入ってホッと一息つけました…」と。頑張れ。大変だなあ。

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 昨日はスケッチに色をつけた。うまくいかない。退職したら少し習おうかと思っていたんだけれど…。

 夕方、昨日借りたビデオを返しに行く。ライラが玄関で見送るから「待て、少ししたら帰ってくるからな」と言う。食事もしてこようかと思ったが簡単な惣菜を買って帰る。ビールを少し。