クラブとビデオ撮り

 一年の終わりが近づいてきた。児童会主催の六年生を送る会やクラブ発表会など、様々な行事の準備が始まっている。

 今年の担当クラブは『ドッジボールクラブ』。場所は屋上。六年生から四年生まで30人くらい。女の子もいて、それが六年生などの鋭い球をとるから歓声が沸く。

 服装などは春にきちんと伝え、クラブのはじめの挨拶や準備体操、始まりのチーム練習、それから試合、終わりの体操など、決まったやり方で流れを崩さない。最後は全員で円陣を作り、肩を組み合って部長の挨拶で終わる。勿論、私もその輪の中に加わる。

 いろいろな子どもたちがいるが、服装の乱れなど一言指摘すると、紅白帽を取りに行ったり、運動にふさわしくない防寒具などはサッととる。それが、うれしい。

「君たちはえらいな。四月のころ決めたことをきちんと守っている。だから、クラブが気持ちよく出来るんだね」と話す。

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 そのクラブ発表のビデオ撮りをしたのだけれど、私の古いビデオを持ち込んで撮ったから、試し撮りの映像と子どもたちの映像とがダブっている! 子どもたちに謝って、新しいテープで撮りなおしさせてもらった。

 「ごめんね!」。少し集中力がなくなってしまった。

 パソコンもそうだけれど、ビデオなどの操作もぎこちなくまるでダメだ。どうしも自分から学ぼうとしない。車の運転にもまったく興味がない。

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 ここまで書いて、突然、友人の今泉さん(今泉博氏)のことを思い出した。彼は、文学・哲学もそうだけれど、パソコンや機械関係など大好きで、常に新しい機種を持っていたっけ。今は、北海道教育大学で教授となり大活躍している。

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 今朝は、多摩川線が車両故障で不通になって大変だった。ホームに人があふれ、放送が聞こえない。しばらくしてエスカレーターが止まった。私は、階段を降りていたからよかったが、これが止まらなかったら事故が起きていただろう。8時15分ごろ学校着。